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【1/2エッセイ】つまらない、と感じた時の救世主。この思考法に私は帰る1️⃣
✍️1/2エッセイ とは
✒︎日常の隠れた視点探し
✒︎思考のリフレッシュに
✒︎実体験と少々のリサーチ
をふまえた独自解釈です😌(どうか悪しからず)
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ベタ過ぎるわ、
良い子ちゃんかっ、
面白みがない、
あーつまんないな、私。。。。。。
自分の思考がつまらない、と感じる時、私の頭の中はいつもこんな感じでうるさいのです。
そして、その思考ごと、頭ごと、洗浄したくなる(ホラー……)
そんな時は「とりあえず」の小休止をつくるります。
とりあえず、生っ!的なアノ感覚です。
そして三つの思考法に帰ります。Go Home!
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三つの思考法
その三つの思考法とは以下の通り。
【一の思考法】
見えていないものが見えるチカラ
【二の思考法】
自分なりの答えを出すチカラ
【三の思考法】
新しいアイデアを生むチカラ
こう書くと、どこか強大なチカラに聞こえますね。
でも強ち間違いではなくて、
こういった思考から「オリジナリティ」は生まれると私は思うんですよね。
そこで今回は私が普段使っている思考法を整理しながら書かせていただき、あなた様とシェアできましたら幸いに思います。
片手にコーヒー、ティーを嗜みながら、リラックスして読んで下さいね。
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今日はまず、
【一の思考法】
見えていないものが見えるチカラ
こんな風に書くと、何か霊的なものを想像されるかも知れませんが、至って現実的な話なので、ご安心ください。
「アート思考」や「共感思考」と言った方がイメージが湧きやすいですね。
なぜ、見えていないものが見えるようになるのか。
それはアート思考や共感思考によって、固定概念という壁が一瞬にしてぶっこわれるから。
その瞬間、視界がズドーンと広がります。
どんな感覚になるかというと、
君、ずっとそこにいたんだね!盲点だった!
というハッとした感覚になり、
私だけが「ここ」に気づけたかも、
なんていうちょっとした優越感にも浸れます(勝手解釈です)
ただその感覚を味わうためには
少ーしだけセンスが必要です。
でも大丈夫。センスと言ってもハイセンスな何かを要求しているわけではありません。
つまり「問う」のです。
これだけじゃちょっと分かりにくいので、
📚吉井仁実氏の「〈問い〉から始めるアート思考」から例を拝借します。
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アート思考は「見える化」
英国のアーティストにマーティン・クリード、という方がいます。
ぶっ飛んでるオジ様です(良い意味で)
彼は2001年にターナー賞を受賞しています。
このターナー賞は、英国人、もしくは英国在住の選りすぐりのアーティストに送られる由緒正しき賞です。
この時のマーティン・クリードの作品が
『作品番号227:ライトが点いたり消えたり』
さてどんな作品か。
何もない部屋にただライトが
5秒ごとに点いたり消えたりしている作品
さて、これのどこがアートなのでしょうか。
ここに創作物はないんです。
でも、これはアートなんです。しっかりと受賞されていますからね。
実はこの部屋に入ると、見えなかったあるものが感じられるそうです。
それは、
「空間」
普段私たちはいつも何かしらの空間に存在していますが、「あ、空間だ」とか「今、空間にいるー!」といちいち感じ取ってはいませんよね。
つまりクリード氏は、何も創らないで「空間を創る」ことに成功したのです。アートを通じて見えていないものを見える化させた、とも言えます。
私はアート🟰創作物(目に見えるもの)と思ってた節があって、このクリード氏の作品に
うわぁー
確かに、
気づくってこういうことかー、
と感嘆を覚えたのでした。
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クリード氏の感覚を真似て創造する
さて、私のつたない記事でも理解して下さるあなた様なら、このクリード氏の感覚を何となく感じ取られたのではないでしょうか?
ちょっと練習しましょうか。
【お題】
アートな部屋をつくってください。
さて私なら……こんな部屋を作ります。
タイトル「無音の部屋」
そこに入ってみると、音がありません。防音壁で外からの雑音を完全にシャットアウトします。
ただそこに「5分間いてください」と指示書きを残します。
そして5分間だけで滞在してもらう。
すると、無音であるはずの部屋から何かしら聞こえてきくると思うんですよね。
キーンとか、
サー、みたいな。
それは、無音だからこそ存在できた「音」が在る。
音が無くなって音が在ることに気づく、みたいな感覚です。
と、私ならこんなアートを作るかな、なんて思いました。
こんな風にちょっとクリード氏の視点に立ってみるだけで、プロのアーティストには慣れなくても、なんとなくの発想が芽生えてくる気がしませんか?しますよね、うん、するはずです(強制ではありません)
つまりアート思考とは、アートを通して自分以外の視点に立つこと。
特にアートならそれをつくったアーティストが存在します。
そのアーティストの思考に近づくために
「これはなぜここにあるのだろう」
「なぜこんな形をしているのだろう」
「創った人は何を考えたのだろう」
などと問う。
そうすると、新たに「観る」ことができるのです、
そしてこのアート思考の「問う」や「観る」はマーケティングにも活かされています。それは、共感力を必要とする場面です。
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マーケティングにも活かされる
アート思考
📚鈴木祐氏の「ヒトが持つ8つの本能に刺さる進化論マーケティング」でレゴブロックの会社がかつて窮地に陥った時に、「共感力」を使って、2003年の創業以来の大赤字を脱出した例が書かれています。
アナログ的な玩具の人気が低迷し、レゴブロックの在り方を問われる時代が来ました。
そこで一人のCEOがアメリカとドイツの一般家庭に調査チームを派遣しました。派遣されたチームは数カ月に渡って生活を共にし、親子とともに遊んだり、買い物も一緒に同行したそうです。
すると、レゴブロックの改革に必要な側面が見えてきたんです。
調査チームは子ども達と生活を共にする前、レゴの楽しみとは、誰でも遊べて好きなものを自由に作れること、と思っていました。
ですが実際は、子ども達は、レゴを組み立ててスキルが上がっていくことが楽しい、と感じていることが分かったんです。
つまり子ども達のレゴへのニーズはレベルアップすること、だったんです。
そこからパーツを増やしたり、レベルアップを図れる工夫を随所に散りばめ、レゴは今や子どものみならず、大人までが楽しめる玩具となったのです。
これは私の想像ですが、きっと派遣された調査員は子ども達と一緒に生活してレゴで遊びながら
「なぜ子どもはレゴで遊ぶのだろう」
「なぜ彼らはレゴで作るのだろう」
「彼らにとってレゴの楽しさの意味ってなんだろう」と「ユーザー側」の視点に立って問い続けた、と思うんですよね。
もしアート思考的に自分以外の誰かの視点に立って考えることをしなければ、子ども達の願望に気づくことは難しかったかもしれません。
このように誰かの視点に入り込んで「問う」や「観る」で共感力を磨くことは、今や世界の名だたるトップ企業なら当たり前の如く行われているマーケティングリサーチだそうです。
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私風:アート思考になる準備
アート思考によって見えていなかったはずのものが見えるようになる。
これに気づかされると、子育てや仕事にも活かされます。
子育てってつい親目線のみで答えてしまいがちですが、アート思考を意識すると、子ども達の脳に少しだけでも入り込めたりするんですよね。
とは言え、子育ては超上級レベルのミッションですから。
アート思考になる前に私の場合はまず目を閉じて、作者やユーザーになり切ってみます。妄想に近いです。いや、完全に妄想です。
朝起きる所からスタートしたり、その人が主に過ごしている場所をイメージするんです。
頭ではなくて、自分の丹田と思い浮かべている人との丹田を重ね合わせて、全集中するんです。
呼吸法を何十年と日課にしてきた私にはこの方法がグッと入り込めるんですが、どなたにとっても丹田を捉えることは簡単にできて気持ちの安定も図れますし、結構楽しいですよ。
ぜひ身近なところからアート思考、試してみてくださいね。
「なんでだろう? なんでだろう? 」とリズムにのって(心の中でね)問うだけでも、あなたの中でアート思考は既に始まっていると私は思いますから。
こんな感じで次回は【二の思考法】自分なりの答えを出すチカラ
を書いていきたいと思います。
投稿までしばしお待ちくださいませ。
本日も最後まで読んでいただきましてありがとうござました。
しゃろん;
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