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デザインはコミュニケーションの手段 シェア街文化祭「ノンデザイナーからの第一歩、初心者デザイン入門」イベントレポート

クリエイティブなセンスがないと、デザインについて学ぶのって難しいーー。そう思っていませんか? 実はデザインには、そんなあなたにでも使える法則があるんです。今回のイベントでは、フリーランスデザイナーのフクイカツヒコさんを講師に招き、「明日から使える資料作りのデザイン」についてお勉強しました!

デザインが分かると、仕事の効率が上がる!?

思い込みや認識違い、お互いの理解不足で仕事がうまく進まない……。そんな経験が皆さんにもあると思います。
コミュニケーションの手段として、ぱっと思いつくのは「話す」ですが、「デザイン」もその一種。デザインは、ビジュアルで伝える手段として使われます。
相手に伝わりやすいデザインで視覚的に認識合わせをすることで、コミュニケーションがスムーズに進むはず。
明日から使えるデザインを学んで、仕事の効率を上げていきましょう!

そんな今回の初心者デザイン入門講座には、IT業界の方や営業マン、建築デザイナー、現役高校生の方まで、お仕事、年齢ともに幅広い方々にご参加いただきました。

講師のフクイカツヒコさんは、フリーランスのイラストレーター・WEBデザイナー。
シェア街関係住民のみむらかずやさんのご紹介で、今回講師を務めていただきました。

フクイカツヒコ:
徳島出身。営業、WEBデザイナー勤務を経て、現在フリーランスのイラストレーター・WEBデザイナー。
イラスト(サイト挿絵・メニュー)、デザイン(サイト・名刺・ロゴ)、講師(講座講師・担任)と幅広く活動。


デザインの4原則とは

デザインには「近接・整列・強弱・反復」という4原則があります。
一目で内容が分かる資料は、この4原則が守られているそう。

近接:関係ある要素を近づける・関連しない要素を遠ざける
整列:見えない線で揃える
強弱:大きさや色で、メリハリをつける
反復:同じ要素を繰り返す

ノンデザイナーズの皆さんは、まずこの基本4原則を守って資料を作るのがおすすめ。
慣れてきたら自分なりのアレンジを入れていきましょう!

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3つのポイント「書体・色・余白」

スライドを作るうえで、「書体・色・余白」を使いこなせるようになると、分かりやすい資料が作れるようになるはず。3つのポイントを押さえていきましょう。

書体:メイリオ
PowerPoint資料を作るには、違和感なくきれいなことが重要です。
文字の存在感を消すくらいのイメージ。

色:2~3色でまとめる
メインとなる1色に、アクセントとして1、2色使うくらいが鉄則。
ただ、伝えたいもののイメージに合わせて数色使うのはOK。
例えば、シェア街文化祭のポスターは色鮮やかにまとめられています。にぎやかなイメージが伝わってきますよね!

余白:詰めすぎない
相手が読みやすい行間を意識しましょう。

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実際に資料をつくってみよう!

最後に、参加者の皆さんで「見やすいスライドを作るには?」というワークをしました。
バラバラに文章が配置された分かりにくいスライドを、学んだことを活かしながら自分なりに直す、というワークです。

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参加者の皆さん、デザイン初心者と思えない出来栄えでした!
講師のフクイカツヒコさんの模範解答はこちら。

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デザインを学ぶには、「生活の中で意識する」「本を読む」ことがおすすめとのこと。
電車の広告や街の看板など、意識して見るだけで学べることはとても多いです。

皆さんもぜひ、ノンデザイナーからの第一歩を踏み出しましょう!


【クレジット】
編集:Atsushi Nagata Twitter / Note / Youtube
執筆:かねこりな
写真:提供写真

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