香川・直島旅行の記録
初の四国旅行の思い出を刻み付けたい。ちなみに今週行ったわけじゃないので!念のため!
アンパンマンの知らないやつがあしらわれた列車が走る町、高松。そこからすぐさまフェリーに乗り込み、直島へと向かった。
シンプルにブチ上がった。
夜もイイ。
遠くからでもイイ。
赤もイイ。
ヤドン県でもあった 。ゲームは1日60分なんて、寂しいこと言わないでさ!
瀬戸内のオーシャンビューはゴツゴツとしながら穏やかで美しい、なんて思っている道すがらに突然オーパーツが現れる、みたいな。とても興奮した。
地中に埋め込まれていた地中美術館(ここにあるオープンフィールドという作品の強烈さ、忘れがたい)はほぼ写真には納められなかったけど、李禹煥美術館の外の展示物はいくつか。岩と鉄板に拘った作品群、自然と調和してる。
これとかねぇ、海景色もまたこのアーチをくぐりながら観るとまたひとつの作品のように見えてくる。鉄板の上を歩くことで生まれる肉体性がある。
安藤忠雄氏の建築物を一挙に目撃できたのも良かった。とんでもない晴天の中にそびえたつコンクリートの構造物。完全に無機質なわけじゃない所とかどこか不穏な美しさが。OGRE YOU ASSHOLEの音楽なんかを思い出したり。
港町出身の僕、基本的には地元と一緒なんだけど、なんでもない自転車置き場が急にコレなので面食らってしまう。アートの島、すごい。
これイカつかった~。大竹伸朗による家プロジェクト「はいしゃ」。
「自由の女神に執着した男の部屋」みたいなスペース、狂気的であった。
金比羅さんにも行きました。軽い気持ちで行ったけど階段の応酬に膝をやられちまった。何度となく本殿らしき建物に近付いては違う、を繰り返した。
ようやくたどり着いた本殿。香川を見下ろす風景は圧巻であった。
当然うどんも食いまくった。福岡のうどんはご存じの通りのふにゃふにゃなので、こっちのコシの強さにフフフとなった。うどんは香川のが好きだなあ
この旅の最大興奮ポイントは突然の出来事で。直島のベネッセハウスミュージアムに「黄色と黒のボート」という作品がありまして。それは上記のページにある、絵画と構造物を用いて同一の事象を表現した作品、、なのだけど、その作品の向かい側にある大きなガラス窓から見える遠くの浜辺に、同じような黄色と黒のボートが2隻配置されているという、かなり大きく空間を用いた作品だったのです。この時点でもだいぶ興奮してたのですが、、
翌日。李禹煥美術館の外にあった、さきほど写真にも載せてたアーチをくぐって浜辺に出た時に、黒いボートと黄色いボートを発見して絶叫してしまった。前日の時点で、きっとどこかの立ち入り禁止の浜辺に置かれているんだろうなぁなんて思っていたら、思いっきり開け放たれた場所、しかも違う美術館の敷地内で観れるなんて、と。見て、思い浮かべて、それに実際に接近できるという、かなりインパクトある作品だったわけで、脳汁出まくり。大自然の中、風化すらも作品性として取り込んでいること、この島ならでは
黄色いボート側からベネッセハウスミュージアムが見える。この一直線な作品配置を目にしてひどく感動してしまった。地形を活かした展示、スゴイ。現代アートに目覚めてしまったかもしれない、、新たな趣味ができたかも!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?