妻が語る「認知症介護８つの奇跡」の裏側～妻の母を介護する夫の気持ち①

こんにちは、大髙夫妻の夫のとし君です。
昨年の２０２１年９月。突然、認知症の義母が家に来た。
自分の両親ですら面倒見ていないのに無理！！！
そんな私が、認知症介護を通じて意識が変わり、
自分の両親にも優しくなり、家庭も仕事も全てが良い方向に転がりだした。
介護も楽しくなり、義母も日々を楽しく過ごすようになってきた。
妻ユキが「認知症介護８つの奇跡」を掲載していますが、夫の私からしてみたら、自分の実の親でもない妻の母の認知症の世話をするなんて無理だよねという所から始まった、夫の視点の体験談をつづって行きます。
体験談の分かち合いとヒーリング体験のイベントも実施しますので、興味のある方は是非ご参加ください。
第１回は11/20、第２回は12/25に八王子市北野台の自宅サロンで行います。

夫の立場から見た義母の認知症介護の体験談第１回目は、いきなり義母の面倒を見る事になった昨年の９月のお話です。

義母と継父は大阪で二人暮らし。義母は重度の糖尿病で、継父は健康志向とは無縁の方なのでビールは飲ませるは、糖尿病患者に悪い食生活だはと糖尿病が悪化する方向でした。加えて継父も認知症が始まり義母にインスリン注射を正しく打てなくなったこともあり、このままでは義母の命が危ないという事で、介護職の経験のあるユキの妹が中心に義母の面倒を見るという事でユキとユキの妹とで関東に連れて帰ってきました。

ユキの妹宅が片付くまでの数日間、義母を預かる事になったのですが、これがすごく大変。義母は認知症なので、なぜ東京に連れてこられたか理解できないのもあり、大阪に帰らせろとなる。今まで認知症介護の経験が無い自分に突然降りかかった災難だと思いました。昨日までの平和に日々が一変地獄の日々になったのです。
自分の両親が元気なのを良いことに、自分の両親の面倒も見てないし関心も寄せてなかったのに。いきなり血のつながらない義母の面倒を見ないといけないとは、自分にとってはあり得ない事でした。
義母の機嫌や様子を見て気を使うし、帰りたいと床をドンドンたたいたり、夜中に起きて外に出ようとする義母を止めるために玄関横の部屋のソファーで寝て、物音がする度に起きたりと熟睡できなかったりと。たった２日～３日なのに精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまいました。
生まれて初めて、介護が大変なことだという事を思い知らされました。
そんな精神的にも大変な状態なので、予定より早く義妹の家に連れていく事になり、今晩からやっと心休まる日々を迎えられると思ったら、ユキと義母は戻ってきました。
速攻で戻ってきてしまい、我が家で義母を全面的に世話する事になった顛末は、ユキが掲載した「認知症介護の８つの奇跡①」にも書いてありますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

「また、お義母さんの問題行動に対処しなくてはいけないのか」思うだけで憂鬱になりました。
我が家のカーテンや寝具は和の落ち着いた感じで、義母は花柄等華やかなのが好きなので、夜少しでも落ち着いてもらうよう夕方、仕事終わりにニトリに寄って、義母が好きそうな花柄のシーツ、布団カバー、枕カバーやカーテンを買って帰り急いで模様替えをしました。終わった時にはどっと疲れが出ました。
そうこうしている内に妻と義母が帰宅しました。帰宅後すぐに妻から、「義妹は、もう頼れないので私たちでお義母さんの面倒を見ていくのを頑張るしかないね」と言われたのですが、私は妻に「僕は昼間仕事があるんだよ、血の繋がっていない義母の面倒をどうやって見るんだよ、お義母さんの面倒を見るのは無理だよ！！」と大声で強く不満をぶちまける様に言いました。妻からは「どうせ、とし君は仕事しか見てない人だよね、いいよ私一人で頑張るから」と泣きそうな顔で言われました。確かに一緒に頑張らないとやっていけないのは事実なんですが、とてもやさしい言葉をかける精神的な余裕はありませんでした。
少し冷静になり、妻はエキセントリックな所があるので、この状態のままでは夫婦関係も大変なことになると思い。精神的な余裕が無くて冷たい答えしか言えない事を詫びて、一緒に面倒見ていこうと言いました。
でも、心の底からお義母さんの面倒を見る事を受けれていたわけではなく、とりあえず、家庭崩壊にならないために、取り繕って言っただけでした。
本音で言えば、やはり無理だという気持ちが強かったのは事実です。
でも、面倒見ないといけない状態を突き付けられているので、介護をやらざるを得ないという感じでした。
そういういきさつで、義母の面倒を見る事になったのですが、義母が起こす認知症の問題行動に目が向いていました。義母の寝室を義母の好きな花柄にしたのも、義母を想ってではなく、義母が問題行動を起こさず大人しくして欲しいという、自分にとって楽になるためでした。義母の事を人として見ていなかったのです。外に出てしまわないように玄関の履物を片づけたりと、起こす問題行動を防止する観点でしか考えていなかったのです。
問題と思われる行動をなぜ義母は起こすのか、根本的な原因である義母が何を感じて何をしたいのかという事に想いを馳せることは無かったです。
そんな意識なので、介護で妻に協力することも長続きできず。気が付けば、出来るだけ家にいないようにしたり、家にいても２階の部屋に籠って義母と出来るだけ接しないようにしたりと逃げてばかりでした。
妻は義母の尊厳を見ていく意識に変わったのに、僕が義母を人として見ていない、逃げてばかりだったので、妻が私に対して大爆発して、夫婦の危機がやってきたのです。
さあ大変。この後どうなっていったのか。続きは次回綴っていきます。

認知症介護が楽しくなった！体験談の分かち合いとヒーリング体験の会
日時：2022年11月20日（日）11:00～15:00（10:30受付開始）
費用：5,000円（税込み）
　　　DNAアクティベーション20分、昼食、お茶菓子、お茶付き
場所：八王子市北野台の自宅サロン
　　　（お申し込みの方には詳細の場所をお知らせします。）
ランチを食べながら、お茶とスイーツを食しながら、ゆったりと優雅な時間を過ごしながら分かち合いやヒーリング体験をして頂きます。
①私たちの体験の分かち合い～認知症介護が楽しくなった！～（11:00～）
②ヒーリング体験（12:00～）
　DNAアクティベーション体験版20分（基本料金に含まれます）
　　本当の自分に目覚めて、介護の枠から出て心穏やかになるサポートの
　　ためのヒーリング
　天照大御神のチャネリング（20分3,500円　別料金）
　　今後の介護の方向性や悩みに対して天照大御神が答えてくれる。
　　私たち大髙夫妻も天照大御神のチャネリングで介護の方向性が定まり、
　　８つの奇跡を起こすきっかけとなった。
　エンソフィックレイキ（10分1,000円　別料金）
　　体の疲れを取りたい方に
③本日のイベントの分かち合い（14:00～15:00）

今回参加したいけど、都合のつかないという方
次回12/25（日）に実施しますので、そちらへの参加をご検討ください。

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イベントの詳細は以下をご覧ください

今回参加したいけど、都合のつかないという方
次回12/25（日）に実施しますので、そちらへの参加をご検討ください。