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やりたいこと探しにビジョンや才能なんて要らない。自分の「好き」をとことん追求する生き方のすすめ。

もしもあなたが子供の頃、親に「なんでもやりたい事自由にやっていいよ」って言われていたとしたら、どんな子に育っていたと思いますか?

先週1週間、夫が出張で不在でした。初めてのことで子どもたちは寂しがってたけど、「逆にパパがいないメリット」を感じさせようと
・ゲームの曜日制限撤廃(毎日OK)
・外食
・休日朝マック
などの数々のアメを与えました(笑)。

するとどうなったかと言うと、「今週はいっぱいゲームしたから別にそこまでもういいや」と息子が言い出して、なわとびを一緒にやろうと誘われました。

普段絶対に外で遊ばずゲームとYouTubeに夢中で、友達を家に呼ぶことはあっても友達の家にはまず行かない出不精で、運動にも一切興味のない息子が…!

そもそも最近、息子のゲームに対する熱が徐々に落ち着いてきているようです。

3年前にSwitchを買ってからずっとゲーム大好きな息子は、スキルをどんどん高めたいという性格ゆえ、例えばFortnite(※オンライン対戦ゲーム)でもさらなる技術の向上を目指すためにPCでプレイしたいと言い出し、半年前にゲーミングPCも買いました。

土日は10時間以上PCに向かい、課金もおこづかいで自由にさせて(親がクレカ決済して、息子から現金を受け取る)、見ず知らずのフレンドを作りボイスチャットもしていました。

それら何やるにも特に制限はしませんでした。
なぜなら、とことんやり込むとか気が済むまでやり切るのって、「自分で自分の欲求を満たす」という人生の大原則みたいなものだと思うからです。

わたし自身、子どもの頃って「めっちゃやりたい!興味ある!」ということは、たとえ親に制限されようと隠れてでもやっていました。
大学生にもなればそれこそ睡眠や学業も犠牲にして。

そうして大人になった今、「お父さん、お母さん、何であの時もっと私の興味を制限してくれなかったの?」と思ったことは一度もありません(笑)。

みなさんもそうじゃないですか?
「お父さん、お母さん、私がやりたいって言ったことを制限してくれてありがとう!代わりに私が大嫌いなあれとこれを強制的にやらせてくれてありがとう!おかげで私いまとっても幸せです!」
って思うこと、あまりないですよね?(笑)

【自分が面白い!楽しい!と思うことを何の制限もなくとことんやり切る】

生きる上でこんなに幸せなことってないのに、昔の私は、誰かに否定されるのが・誰かに批判されるのが・誰かにバカにされるのが怖くて、こそこそ隠れてやってたり、逆に人に褒められそうな趣味を、本当は興味ないくせに好きなフリとかしてました。

いやいや、自分の好きは好きでいいじゃん。
やりたいことがあるならとりあえずやり切ればいいじゃん。
じゃなきゃ、それが本当に自分のやりたいことかどうかも分からないままだと思うんですよね。

なんか甘いもの食べたいな、と思ってケーキを食べてみる。
食べてみて初めて、「もっとクリーム感を感じられるものがいいな」って分かって、次はシュークリームを食べてみる。
そして次に「甘味の中にちょっと酸味があるともっといいかも」みたいなことが分かってくるわけです。

そうやって自分の好奇心や欲求を満たしながら、フィードバックもしながら、自分が本当に欲しいと感じるものに徐々に辿り着いていくと思うんです。

例えば息子がゲームをとことんやり込んでいるのは「スキルをどんどん磨きながら日々成長の実感を得られること」が好きだから、だと思います。
この本質に気づくことができれば、横展開でゲーム以外にも好きなものが広がっていくはず。(だから息子は、なわとびしようって言い出したんですね。スキルを磨いて成長を実感できる行為だから。)

人生において、本気で没頭できる領域を見つけられるって素晴らしいことだと思いませんか?

「本当にやりたいこと」、つまり没頭領域を見つけられるって、ごく一部の選ばれた恵まれた人だけじゃないんです。
環境も能力も関係ありません。やりたいことをやり切ると自分で決めるだけです。

あなたには「やりたいけど、ちょっと尻込みしていること」はありませんか?もしあるなら、ただシンプルにそれをとことんやってみるだけなんだと、私は思います。

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