しゃにさえこ|onestoryコーチ

他人の評価を恐れて何十年もまとっていた借り物の自分を、たった6ヶ月で手放せる方法があり…

しゃにさえこ|onestoryコーチ

他人の評価を恐れて何十年もまとっていた借り物の自分を、たった6ヶ月で手放せる方法があります。自分だけの譲れない価値観に気づき、理解者や仲間を得る生き方=「one story」を実現するコーチングを提供しています。

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「複数愛」という難題と25年間向き合い続けた私が学んだこと。

突然ですが、私には 「AくんもBくんもCくんも同時に好きになっちゃう! どの人が一番なんて選べない!」 という悩みが、13~14歳からありました。 そしてそれを「複数愛」というものとして自分が受け入れられるようになるまでに、実に20年以上かかりました。 そんな自分は社会の中でどう折り合いを付けて生きていけばいいのか。 試行錯誤を繰り返してきた結果、今ようやく、ひとつの到達点に来たような気がします。 ここまでの道のりは長かったですが、この経験が、同じように自分の在り方に

    • 世界に散らばる自分と再び繋がるために、私はセックスをする

      あなたには何か趣味はありますか? なぜ自分がその趣味が好きなのかを深く考えたことはありますか? ちなみに私にはこんな趣味があります。 ・音楽鑑賞 ・読書 ・映画鑑賞 ・バイク ・混浴露天風呂 これらは一見バラバラに見えるんだけど、2〜3年前から自己理解を進める中で、実は共通して「自身の身体を拡張することによって、(かつては自分そのものであった)世界との再融合を果たすことを目的としている」ことに気づきました。 私は、世界を自分自身の一部だと思っているらしい。 そして、世界

      • あなたがもし、誰かに理解されたいと思っているのなら。

        私には人には言えない「汚点」があり、長らくそれを隠して生きてきました。 具体的には、14歳の頃からほぼ常に複数の人と恋愛関係にあったことです。(ポリアモリーと呼ばれたりする恋愛志向ですが、当時の自分はそんな言葉も概念も知らなかったので、単なる「浮気性」という自己認識でした) そういう状態が落ち着いた後も、前科を隠して生きてる元犯罪者ってこんな気持ちだろうなっていう感じで、「バレたら今の幸せは崩壊する」「人生終わる」と思っていたので、借り物の自分でずっと生きている感覚でした。

        • やりたいこと探しにビジョンや才能なんて要らない。自分の「好き」をとことん追求する生き方のすすめ。

          もしもあなたが子供の頃、親に「なんでもやりたい事自由にやっていいよ」って言われていたとしたら、どんな子に育っていたと思いますか? 先週1週間、夫が出張で不在でした。初めてのことで子どもたちは寂しがってたけど、「逆にパパがいないメリット」を感じさせようと ・ゲームの曜日制限撤廃(毎日OK) ・外食 ・休日朝マック などの数々のアメを与えました(笑)。 するとどうなったかと言うと、「今週はいっぱいゲームしたから別にそこまでもういいや」と息子が言い出して、なわとびを一緒にやろう

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          寄生獣のミギーになりたい

          私は献血が好きです。 中学生の頃、異常に献血に憧れがありまして。 献血可能年齢は16歳からなのですが、年齢を詐称して15歳で初献血した過去があります。 (翌年行ったら履歴でバレました) (絶対に真似しないでください) 当時友人からは「何が楽しいの?」とよく聞かれましたが、私にとっては ・お金がかからない ・しかも誰にも迷惑かけない ・なんなら人の役に立つ ・お菓子とジュースもくれる という4拍子揃ったすばらしいアクティビティ(?)なのです。 でも実は、そういう分かりやす

          寄生獣のミギーになりたい

          「理想の自分」という幻想の正体

          本当の自分らしさって、立派で美しくて崇高なもの...とは限らない。 とある日の、クライアントAさんとのコーチングセッションでのお話です。 コーチングでは「なりたい自分」「理想の未来」をできる限り明確に描くことをまず大事にしますが、Aさんは、どうしてもそれらが上手くイメージできないと悩んでいらっしゃいました。 Aさん曰く、 「思い描く理想の姿とは裏腹に、『XXできない自分』や『XXしてしまう自分』がいて、そんな好ましくない自分を手放すことができない(=変わることができない

          「理想の自分」という幻想の正体

          ありのままの自分なんて好きになれるわけがないと思っている人へ

          「ありのままの自分を好きになる」って、言葉だけ見るとキラキラした感じがするけど、実際はそんないいもんじゃないです。 何十年も「自分はダメ人間」という自己認識で生きてきたような人が、自分を受け入れるって相当キツい行為。 たとえるなら、小学校の夏休みの工作でみんな立派な作品を作ってきたのに、自分のだけが粗末でみすぼらしいものを作ってしまった時のような。 惨めで情けなくて、笑われるんじゃないか、バカにされるんじゃないかってビクビクして、できるだけみんなの注目を浴びないようにと

          ありのままの自分なんて好きになれるわけがないと思っている人へ

          結婚という人生最難関の選択を正解にする方法

          結婚ほど重い決断はない、と思っていました。 なんせ夫に出会うまで、「この私に結婚なんかできるわけない」と思ってましたから。 「なんか結婚って運命の人とするらしいけど、そんな相手に出会えるってどんな天文学的確率よ?」って。 よしんば「これぞ運命の人!」って人に巡り会えたとしてもさ、結婚後に相手がひどい嘘をついてるのが発覚するかもしれないし、事故や病気になって人生プランが大きく変わるかもしれないし、もっともっと素敵な人が現れるかもしれないじゃないですか。 そんなことになったら

          結婚という人生最難関の選択を正解にする方法

          幼稚園で神扱いされてノイローゼになった話

          今日の投稿は公開しようか悩みました。「それ、ただの自慢話?」と思われそうでビクビクしているからです。 おまけに自分でもまだはっきりと結論が出ていない課題です。なので文章も読みにくいです。 でも、自分にとってはそろそろ向き合うべき問題だと感じているので、いったんアウトプットすることにしました。 かなり個人的な内容であることを初めにお詫びします。 なぜかは分かりませんが、幼稚園時代の私は、園児たちの間でアイドルか神みたいな扱いを受けていました。 たとえば、女の子たちは何で

          幼稚園で神扱いされてノイローゼになった話

          人生こんなもんって割り切って生きていけると、ほんとに思える?

          最近お友達になった女性Aちゃんと、ふたりでランチに行きました。 Aちゃんは私より年下のフリーランスのグラフィックデザイナーさんで、有名ブランドや大手企業との案件も多数手がけていたりと、私から見ればめっちゃすごい子なのですが、当の本人は最近なんとなく人生にモヤモヤしているらしくて、「20代の頃はもっと仕事に熱中できたのに今は昔みたいにワクワクできなくて…」みたいな話をしてくれました。 ひと通り聞いて、私が 「でもさ、生活に困らないくらいは稼げてて、夫婦関係もまぁうまくいって

          人生こんなもんって割り切って生きていけると、ほんとに思える?

          なぜ愛に見返りを求めてはいけないの?

          私の夫は喜ばない男だ!夫はバレンタインというイベントに一切の関心がありません。 それでもしつこい私は、この十数年間に何度かチョコをあげたことがあるんだけど、毎回まぁあっさりなリアクションでした。 そのリアクションの温度感をたとえるなら 「あなた宛の宅急便受け取っといたよ」 「あー、ありがとう」 って言う時ぐらいの「ありがとう」です(笑)。 ゆえに、ホワイトデーのお返しをもらったこともないのですが、私はこの一連の流れに毎度むなしさを感じていました。 「せっかくあげたのに今回

          なぜ愛に見返りを求めてはいけないの?

          女性がセックスでイッたフリをする本当の理由

          先日、Facebookのストーリーズでこんなアンケートをとってみました。 すると、実に93%が「NO」という回答でした。 …みなさん色々とパートナーに言えないことあるんですね…。 でさ… 例に漏れず、私も言えてなかったよね。 「都合のいい女になりたい!」かつて私には、いかに男性から都合のいい女と思ってもらえるかに全力を注いでいた時期がありました。 は?と思われそうですが、文字通りの意味です。 たとえば恋人に「前戯なしでいきなり挿れていいよ」って言ったりしてたんですけ

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          ちょっとアホとさえ思っていた夫を尊敬するようになったきっかけ

          これは懺悔なんだけど、私は出会った当初、夫のことを 「こいつちょっとアホなんちゃうかな」 って思ってました。 あ、ちゃうねん。 ちょっと待ってください。 さすがにアホは言い過ぎた。 そうじゃなくて、えーと…。 何て言えばいいのかな? 「知性がない」…? 「考えが足りない」…? (あれ、フォローするつもりが墓穴掘ってる…) 例えば、私が「一般教養」と思っているようなことを夫が知らないとか、一緒に映画を見ても考察も感想もなく「良かった」の一言しか出てこないとか。 そんな積み

          ちょっとアホとさえ思っていた夫を尊敬するようになったきっかけ

          やりたいこと探しのためにコーチングを受けたら副産物として女性恐怖症を克服できた話

          皆さんには、 「ずっとうっすら違和感があるけど、まぁ人生ってそういうもんだよな」 ってやり過ごしてきたモヤモヤはありますか? たとえばこんなやつ。 でも 誰にだってそれくらいの悩みはあるもんだし… まぁ人生ってそういうもんだし… って、なんとなくやり過ごしてきたこと。 私にとってはそれが、女性に対する劣等感・恐怖感でした。 私、ずっと女性が怖かったんですよ。 20年間くらい続いたけど、ピークは大学時代でした。 当時、受験に失敗した私は第二志望の大学に進学。 なので、

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          男女の肉欲のすれ違い

          最近見たYouTubeで、 「男性は一度体の関係を持つと相手の女性に興味を失いがち」 という話題が出ていました。 一方、女性は一般的に 「体の関係を持つことでより一層相手への思いが強まる」 と言われます。 そういった男女の違いからしばしば悲劇は起こるわけですが、 そもそもなぜこういうすれ違いが起きるのかをつらつらと考えました。 禁止の侵犯…男性の場合 男性のエロティシズムの本質は禁止の侵犯にあるそうです。 卑近な例では ・夏服から透ける下着のライン ・谷間のチラ見え

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          パチモンのビルケンシュトック

          13年前、夫と付き合って迎えた初めての夏。 彼の一人暮らしのアパートに行くと、玄関にサンダルが置いてありました。 そのサンダルが、ビルケンシュトックの超有名なデザインのやつのパチモンでした。 パチモンあるあるの、本家に微妙に似せた名前のブランド名がインソールに印刷されてるやつ。 仮に自分が激安量販店のワゴンセールで見かけたら一顧だにせずスルーする類のやつ。 (パチモンはさすがに買うなよ… あ、本家知らんのかな… でもビルケン知らないってのもそれはそれでどうなんや…)

          パチモンのビルケンシュトック