杭州: 地下鉄とホテルと「お・も・て・な・し」

仕事のため午後から杭州へ。新幹線(高铁)で上海から1時間ぐらいなので、だいたい東京と静岡ぐらいの感覚。

新幹線にいざ乗ったら隣のおっちゃんがスマホで音鳴らしまくり。きたよコレ。
こういう日に限って、イヤホンを忘れてしまった。
うるさい……と思っていたら、出発と同時に動画をオフ。助かった。

杭州東駅着。日本だと当然のように降りる人優先だけど、中国では全員が「乗る」「降りる」自らの目的に全力を尽くす。当然列には並ばない。Cool！
なお、この写真はマナー違反ではないかと思う紳士淑女の皆様、私もそう思います。でも撮らざるを得なかった。

今日のホテルまで地下鉄で移動。杭州の地下鉄初めて乗った。
実は杭州のラッシュアワーは、かなりヤバい。3年前にまだ地下鉄掘ってる途中に出張で来た時は詰まって進まず、フラストレーション溜まりまくり。
赴任後軽く7回ぐらい来ているが、何故か地下鉄に乗る機会が無く、ずっと地上の渋滞=堵车(ドゥーチャー:車が詰まる、の意)に付き合ってきた。

そんな経験ばかりだったので、初めての地下鉄は極めて快適だった。でもまだ掘ってる途中(暂未开通=まだ開通してないよ、の意)。中国、インフラは全然発展の余地あり。

「中国」と一括りにすると確かに成長速度は鈍化しているが、中国は良い意味でも悪い意味でも一枚岩ではない。地下鉄、インフラに限らず、より小さく切り分けて見ればまだまだ改善のスペースが残されている。
与太話として聞いて欲しいが、そもそも数年前までのGDP成長11%を信じている人はいるのか？私は実際はもっと成長していたと思う。

そんなこんなで本日のホテル着。1泊360元、6500円ぐらい？
中国のホテルは広くて安い。サービス面では期待しないが、いいんだ、個人の空間が確保できれば。

都市部のホテルでは和食の店も結構見る。
そこで気になるポスター発見。

「お・も・て・な・し」。これには素直に感心した。
半端ない中国人のアンテナの高さ。感動すら覚えるな。
へい、でも知ってるかい？「創作」日本料理って、結構リスキーなんだぜ。

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