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一昔前の上海!?超ローカル屋台ストリート【中国グルメ情報】

みなさん、中国のグルメストリートというとどんなイメージを思い浮かべますか?

私は中国渡航前は、中国のグルメストリートといえば、
・夕方〜夜にかけて道に屋台が立ち並び
・地元の人がたくさんいて
・屋台では様々な小吃が売っていて
・あちこちから臭豆腐や烤肉串の匂いがして
・衛生面は「?」だけど味は抜群で
・みんな屋台脇のテーブルで飲んでる

など、いわば「混沌」「カオスな熱気」というイメージを持っていました。
というか、そういう屋台で金曜日に飲み歩くのに憧れていました。

しかし上海に来て気づいたのですが、そんな屋台ストリートは市内にほとんどなく…
上海人の友達に尋ねても「屋台?昔はあったけど衛生面の問題あるからみんななくなっちゃったよ」と答えが帰ってくるのみ…

特に上海はオシャレなお店が多く、街も超キレイで、豫園など観光客向けのきれいな「屋台風」のお店(軒先だけ屋台風になっているだけで大抵普通のお店と大差ない)はあるものの、小羊が憧れていたような屋台はなかったのです。

しかし…諦めきれない小羊はリサーチにリサーチを重ね、ついに、理想の屋台ストリートを発見したのです…!その名も、

周浦小上海步行街


周浦小上海步行街


ここはすごいです!

本当にここ上海!?って思うくらいローカル感満載の屋台グルメストリートです。


まず場所は、浦東新区の周浦鎮というところにあります。公共交通機関では、地下鉄18号線という、最近できたばかりのマイナー路線(最寄りは周浦駅)で行くことができます。
市内からは少し遠いです。間違いなく、日本人観光客や在住日本人にとっては、元々ここに行くつもりでない限り永遠に行くことのない場所です(笑)

歩行街と呼ばれるエリア(といいつつバイクは通る)に入ると、そこには混沌とした空間が…!(笑)


果物を売っているおばさんもいれば…


小吃の屋台もたくさん!

串焼き、豚足、牡蠣焼、臭豆腐、鴨スナック(鴨のハツ、鴨タンから鴨の頭や首まで)、ザリガニ、韓国風唐揚げにカエルまでなんでもなんでもあります。

もちろんドリンクやデザートも!
夏なので大人気は冷たいフルーツジュースや酸梅汤、かき氷など。
小羊が飲んだドラゴンフルールジュースも美味しかったあ😄

外に簡易テーブル、椅子が置かれており、そこで買ったものを食べている人もいれば、歩き食べながら次の料理を探す人も。

なんかすんごい匂いするなあと思っていたら、ドリアンを売っているおじさんもいました!しかも頼めばその場で切って中身をタッパーに移してくれるらしい!


自分で切る自信がなくても問題ないですね。買って帰りたかったのですが、地下鉄でにおうかも…と思い諦めました(笑)


なお、食べ物だけでなく、洋服や帽子からスマホのアクセサリー、はたまた子犬まで、ありとあらゆるものが売られておりました(笑)

なお、人もたくさんで熱気がすごい!
ちなみに、来ている人はほとんどが地元の人です(みんな上海語喋ってた)。


あまりに衝撃だったので、冒頭の上海人の友達に写真を送ったところ「え、上海にこんなところあるの!?これ一昔前の上海そのまんまじゃん!」と、こちらもかなり衝撃を受けてました(笑)

ちなみに、生モノは外に出ているものの、きちんと冷気が当たるように工夫されてましたし、小羊のお腹には何も問題は起きなかったので、特に問題はないとは思われますが、普通の室内のお店に比べればやはり衛生面は劣りますし、道にめっちゃゴミが捨てられているので、衛生面を特に気にする方にはあまりオススメできません。
そういう方には、「1192弄老上海風情街」などの、ショッピングモールの地下にある老上海風の街を再現したグルメストリートがオススメです。
こちらは衛生面の気兼ねなく、昔の上海の町並みを感じながらご飯を食べることができます。

1192弄老上海風情街
今度、記事で紹介する予定です😄


混沌なローカル屋台に興味がある方、マイナーな場所ではありますが、ぜひ周浦小上海步行街に足を運んでみてくださいね!


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