李白も謳った!春かすみ立つ三月の揚州を巡る【痩西湖】
こんにちは、小羊です。
気温25度、真っ青な空が眩しい穏やかな春の日にお出かけ先を考えたところ、李白の有名な漢詩の一節(以下)を思い出し、江蘇省揚州市を訪れました。
烟花三月下扬州。
訳:春かすみ立つ花々の美しい三月に揚州へと(揚子江を船で)下る。
まさに揚州の春を感じるべく、隋・唐代から造園されたとされる「痩西湖風景区」に向かいます。
もともと揚州は隋の時代に煬帝による大運河の建設で、京杭大運河と長江の交差点(要衝)となったことから栄えて以来、江南文化の中心地の一つです。
清代の皇帝「乾隆帝」も訪れたとされていますが、特にこの時期の痩西湖は、桃や桜の花が咲き乱れる様、しだれ柳が揺れる様、穏やかな湖面が風に揺れる様、どれをとっても美しく芸術的です。
特に湖畔のベンチに腰掛けてぼーっとしていると、日々の忙しさのこともどうでも良くなるような、とても穏やかとした心地になれておすすめです。
湖を行き交う舟に乗ることもできます。湖畔から見る景色とはまた違う角度の景色が見えるでしょうから、気になる方にはおすすめですよ。
揚州は春の時期の美しさもさることながら、他にも淮揚料理や早茶文化に代表される美食の都市としての一面や修脚などの沐浴文化など、多くの魅力にあふれる場所です。
これらについても別の記事で取り上げる予定ですのでお楽しみに✨
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