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口当たりの爽やかさ!広西チワン族自治区のご当地グルメを紹介

こんにちは、小羊です。

本日は、上海に最近新しくできた、広西チワン族自治区料理のお店の訪問記を兼ねて広西菜(広西料理)を紹介します✨


訪問したお店はこちら

上海市内でもかなり珍しい、広西料理店
市内アクセスの良さが嬉しい立地

ちなみに、広西チワン族自治区は、中国の中でもかなりの南に位置し、ベトナムなど東南アジア諸国とも国境を接しています。チワン族、ヤオ族を始め、少数民族が多く居住する地区としても知られていますね。

そんな広西チワン族自治区の料理の特徴は以下のとおり

  • 程よい酸味と辛み:唐辛子やライム、レモン汁などを利用し、仄かな辛味と酸味を感じられる料理が多い。亜熱帯モンスーン地域ならではの爽やかさです。

  • 薬草ハーブの使用:シソの葉、ミント、パクチーなど香草やハーブを使った料理が多くこの点でも爽やかさがある

  • 米の使用:米、もち米、米粉、米线など、米を使った料理も多い

  • 少数民族や東南アジア諸国の影響:チワン族、ヤオ族などの少数民族、タイやベトナムなど東南アジア諸国の影響を受けた多文化さ

では早速、このお店の人気な広西料理を見ていきましょう!

①南宁老友炒粉

米粉(ビーフン)の炒め料理です。米粉のモチモチさと、唐辛子、お酢、ライム汁などでほんのりとした辛味と酸味とが絶妙な一品です🥰
とてもシンプルな味付けなので日本人の方でも違和感なく食べられるかと思います。

②广西高峰柠檬鸭

南寧市の高峰鎮の名物料理で、名前のとおりレモンの酸味がポイントです🍋
鴨肉を事前に塩、お酢等でマリネし、ニンニク、唐辛子、発酵調味料と炒めた上で、レモン汁を加えた鶏ガラスープで煮込んだ料理です。鴨肉は小さいものの味が染み込み、食べごたえがありますし、レモン汁によるさっぱりさがあり、飽きることなく食べることができます。

③桂林瑶族油茶

こちらはヤオ族の伝統的な温かい飲み物で、油で炒めた茶葉を水で煮出した茶湯です。茶湯には少量の塩とニンニクが加えられますが、味自体は濃くなく、茶葉特有の少しの苦味と甘み、香りを楽しみます。また、茶湯にはピーナッツやもち米、炒り豆を加えて食べることが多いです。
こちらも他のメニュー同様、さっぱりとした口当たりが特徴ですね。

④广西横州鱼生

中国では珍しい、お刺身です。
横州市で有名な料理で、川魚(淡水魚)を利用しています。白身で淡白な川魚で、薄くスライスされています。これを、酢、醤油、魚醤、砂糖、胡麻などを混ぜた特製つけダレに絡めた上で、パクチー、ピーナッツ、玉ねぎスライス、シソなど豊富な香草・トッピング材と混ぜ合わせていただきます。

ドライアイスの煙が引いたあとの写真を撮りそびれたので、メニューの写真を貼っておきます

見た目の美しさもさることながら、トッピングの多さが楽しくて、パクパクと食べ進んでしまいます。

⑤香煎巴马黑米粽

こちらは巴马ヤオ族自治県の伝統的なちまきです。特産の黒米を利用していることから、外観が黒くなっています。また、この料理の面白いところは、ちまきを蒸したあとに、その表面を、油をひいたフライパンで軽く焼いていることです。
このおかげで香ばしさがまし、外は少しカリッとした食感になっています🥰


どうでしたか?なかなか見たこともないような料理が多く、面白いと感じてもらえたのではないでしょうか?
記事が気に入った方は、ぜひ、広西チワン族自治州の観光・グルメに関するこちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。

では、再见🥰



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