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中華文明発祥の地 河南の豫菜(河南料理)を食す【中国グルメ】

こんにちは、小羊です。先日、河南省洛陽に旅行に行った際、豫菜(河南料理)を食べました。

豫菜は八大菜系(中国8大料理)には含まれていないものの、4、5000年近い歴史持つ中華文明発祥の地河南省の料理ということで、とても素晴らしい料理です。

特徴としては、塩味・辛味・酸味・甘味のバランスが良く(酢を使う場面が多いため強いて言えば酸味は強め)、食材の味を活かす味付けで日本人にもウケそうな味をしています。また、小麦料理が中心で主食は麺やパンが多く、様々な種類のスープ料理があります。

早速、小羊が食べた豫菜を紹介していきますよ!

1、烩面

言わずと知れた河南人のソウルフードです。

烩面
上海でも烩面を扱う店をよく見るようになりました

麺は小麦をふんだんに使った手打ち・手伸べ麺で、きしめんのように幅広く厚みもあり、モチモチした食感をしています。

羊肉の旨味が染み込んだちょっとトロ味のあるスープは、味付けがしょっぱっ目なのが小羊好みでした。かなり具だくさんで、羊肉、細切りの昆布、細切りの乾燥豆腐パクチー、ネギ、うずらのたまごなどが入っています。

河南省に行った際にはぜひとも食べて欲しい1品です。

2、不翻汤

豫菜には〇〇汤(〇〇スープ)という、多種多様なスープ料理があります。有名なものとしては胡辣汤、肉片汤などがありますが、小羊は不翻汤を食べました。

不翻汤

真ん中にある、スープを蓋しているような物体は、緑豆粉を薄く伸ばした生地です。これを鍋に伸ばして火を通す際、ひっくり返さなくても火が通ることから不翻汤(ひっくり返さないスープ)と呼ばれているようです。

このスープは塩のしょっぱさと、胡椒の辛さと、お酢の酸っぱさが絶妙なバランス(少し酸味の割合強め)で、酸っぱいもの好きの小羊には大ヒットです。
さっぱりした味でクセも少ないので、万人受けするのではないかと思います。

3、牛肉汤

〇〇汤の流れで牛肉汤もご紹介します。

牛肉汤
辛いのが苦手な人はラー油を入れないでね

なんとこれ、定番の朝ごはんです😲
朝からこんな重たそうなもの食べるの!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
でもスープ自体は牛肉の旨味が染み込んだ滋味深い味ですし、パンを千切って浸して食べると、あまりの美味しさに朝だろうとパクパク食べちゃいますよ。

焼き立てパン
熱々で千切るのがタイヘン😂

ちなみにこのパン自体も小麦をふんだんに使って焼き上げられており、香りも香ばしく美味しいですが、結構重ためです(笑)

4、烫面角

烫面角

洛陽市新安県の代表的な小吃の1つで、いわゆる蒸し餃子です。新月に近い三日月のような形をしており、中の餡は豚肉とニラ、皮は薄めだけれどもモチモチでした。

5、道口烧鸡

道口烧鸡

まるごとの鶏肉を特製の漢方スープと調味料で何時間も煮込み焼いた料理で、味はしょっぱ目で香りもよく、お肉が柔らかくて絶品です😋
写真は脚の部分だけですが、頭までついた鶏まるごとで買うことができますよ。
とても手が込んでおり家庭で食べるのは難しいですので、河南省を訪れた際にはぜひ食べてみていただきたいです。


どうですか、みなさんも食べたくなっちゃいましたか?食べたくなったよ、という方は、河南省に行ってみないとですね😆


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