アニメーションでブランディングするスナック販売企業が上場 | 中国スタートアップ

アニメーションでブランディングするスナック販売企業、三只松鼠股份有限公司（以下、三只松鼠）は6月12日に深セン証券取引所で上場する予定だ。

報告書によると、2016〜2018年の売上はそれぞれ694億円（44.23億元）、872億円（55.54億元）、1100億円（70.01億元）、純利益は37億円（2.36億元）、47億円（3.02億元）、48億円（3.04億元）であった。

三只松鼠の収益は主にスナック販売の売上によるものであるが、その他にもナッツ、ドライフルーツ、紅茶などをECサイトや、リアル店舗で販売している。

三只松鼠は３匹のリスが登場する、食をテーマとしたアニメーションを制作・配信することにより、スナックブランドの認知度を向上させてきた。

2016年1月、三只松鼠は泉州市功夫动漫设计有限公司（カンフーアニメーション）に全52話、676分のアニメーション制作を2.3億円（1500万元）で委託した。

さらに2017年12月、シーズン2の制作のため、さらに2.3億円を投じた。シーズン2も全52話を制作した。

三只松鼠は、エンターテイメント+消費というカテゴリの中で、非常に新しいビジネスモデルを確立した。