選挙は誰でもできる地域おこし！

こんにちは！
秋田県の仙北市で地域おこし協力隊をしています！

アメリカでは大統領選挙が白熱していますね～。
僕自身大学で政治の勉強に力を入れていたこともあり、海を隔てた大国の動静も関心ごとの一つです。

4年に1度のイベントです。今回はせっかくなので僕の実体験も踏まえて、選挙が誰でもできる地域おこしである！ということを訴えていきたいです。

熱い気持ちが溢れて長文になりました。予めご了承願います汗

留学先で見た、国が変わる瞬間

僕の母校は1年間の海外留学が卒業条件の1つである変わった大学。
留学先は東南アジアのマレーシアを選択。
GACKTが現在生活の拠点にしている常夏の国ですね。
国民ほとんどがドリアンを美味しそうに食べる不思議な国でもあります。

そんなマレーシアは建国当初から実権をただ一つの政党(正確には連合)が握っていました。

長年の権力集中もあり、首相の汚職、反対勢力の不当な逮捕、政治家の賄賂。
これらが明るみに出ても実態を変えることができないでいました。

投票にも様々な制約が設けられ与党が有利に仕組まれていました。
でも本当にすごいのがここから。
留学先の大学は選挙一週間前はほとんど事実上の休校状態。
学生も教授も皆投票所へ。
宗教も民族も違えど、皆一心に国と自分の故郷を想い、状況が好転することを願いを込め、一票を投じていました。
投票することの価値を知っていました。
それが国や自分の生まれた地域を変える力があることを理解していました。

建国して初めて与党が大敗。
新しい政権が誕生しました。

新しく首相になった人は世界最高齢の国家元首。
マハティールさん、当選時92歳(現在95歳)。

元々この人も長年与党で首相を務めた方。
政界を引退後、腐敗していく政府に反発する形でこれまで支持していた与党を去り、野党から立候補。

日本で言うと菅さんが自民党を離党して立憲民主党から立候補するようなもの。
そんなこと日本であります？

実は若者から最も支持されたのがマハティールさん。
野党の勝利が決まった日、大学は休校。多くの会社もおそらく休みだったのでは。
皆その勝利に湧いていました。

国が変わるってこんなに嬉しいことなんだ。

同じ世代の若者のパワーと想い、そして生まれ育った地域への愛情にただただ圧倒されました。

選挙は誰でもできる地域おこし！

秋田県は日本で最も少子化、高齢化が進む地域。
日本の課題の縮図であると例える人もいます。
多くの方々が秋田県をより良くしていこうと奔走しています。

でも、本当は秋田県民の18歳以上一人ひとりが最も簡単で、且つ、最強の「地域おこし」ツールを持っています。

選挙と投票

何もない、何も変わらない、秋田県はあれがだめ、これがだめ。

正直聞き飽きました。

投票ができるじゃないですか。

25歳以上であれば議員にも自治体の長にも立候補できるじゃないですか。

選挙で3000万の国が変わる瞬間を見てきました。
人口100万に満たない県でそれができないはずがありません。

95歳で一国のリーダーを務めている人を見てきました。
秋田県のじじばばもまだまだ活躍できないはずがありません。

同世代の若者たちが本気で国を変えるパワーを見てきました。
秋田県の若者たちも本気で変えようと思えば変わらないはずがありません。

選挙は誰にでもできる地域おこし。
僕も晴れて秋田県民になりました！
投票（地域おこし）できる日を心待ちにしています。

こちひら

P.S. 欲を言うと選挙の時だけ政治参加していてもあまり意味がありません。政治は日常的にかかわりを持ってこそ本来の意味を持つものだと思います。

ですのでここでご紹介したのが下記リンク。
なんと！国会議員とインターネットを通じた議論ができるプラットフォームです！
https://polipoli-web.com/

政治家が自らの政策をプラットフォームに投稿し、ユーザー（有権者）が政策に協力していく画期的なサービスです。
立ち上げた人もなんと僕と同世代！
日本の若者もまだまだ負けていません！