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読書記録

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ジャンル問わず。読んだ本の記録、紹介。
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2024年6月の記事一覧

長くつ下のピッピ ~読書記録429~

長くつ下のピッピ ~読書記録429~

長くつ下のピッピ  アストリッド・リンドグレーン (著), イングリッド・ヴァン・ニイマン (イラスト), 菱木 晃子 (翻訳)

『長くつ下のピッピ』(ながくつしたのピッピ、原題:Pippi Långstrump)は、アストリッド・リンドグレーンによるスウェーデンの子ども向け小説である。1945年にラベン&シェーグレン社からイングリッド・ヴァン・ニイマンによるイラスト付きで出版された。40以上の

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自分の壁~読書記録428~

自分の壁~読書記録428~

自分の壁 養老孟司 2014年

「自分探し」なんてムダなこと。「本当の自分」を探すよりも、「本物の自信」を育てたほうがいい。
脳、人生、医療、死、情報、仕事など、あらゆるテーマについて、頭の中にある「壁」を超えたときに、新たな思考の次元が見えてくる。
「自分とは地図の中の矢印である」「自分以外の存在を意識せよ」「仕事とは厄介な状況ごと背負うこと」
――『バカの壁』から十一年、最初から最後まで目か

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アッホ夫婦~読書記録427~

アッホ夫婦~読書記録427~

アッホ夫婦 ロアルド・ダール 作 / クェンティン・ブレイク 絵 / 柳瀬尚紀 訳

アッホ氏は、汚い毛むくじゃらのヒゲ男。アッホ夫人は、アッと目をむくひどいブス。夫婦そろってすっご~く性悪!そして世にも恐ろしい結末が…?『いじわる夫婦が消えちゃった!』改題。
名人・柳瀬尚紀、快調の〈新訳〉。

不器量で不衛生で意地悪なアッホ氏とその夫人はともに意地悪な性格をしており、互いに意地悪をしあっていた。

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死の影の谷間~読書記録427~

死の影の谷間~読書記録427~

死の影の谷間  ロバート・C. オブライエン (著)  越智 道雄 (翻訳)

放射能汚染をまぬかれた谷間で、たったひとり生き残ったアン。そこにやってきた見知らぬ男の正体は?―少女の目を通して、核戦争後の恐怖を描く傑作ミステリー。待望の改訳新版!1976年エドガー・アラン・ポー賞受賞作。

ロバート・レスリー・キャロル・コンリー(Robert Leslie Carroll Conly、1918年1

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マチルダは小さな大天才~読書記録426~

マチルダは小さな大天才~読書記録426~

マチルダは小さな大天才  作: ロアルド・ダール 絵: クェンティン・ブレイク 訳: 宮下嶺夫

才ちょっとで図書館の本を読破しちゃった、天才少女マチルダ。ところが両親ときたら、そんな娘を「かさぶた」あつかい。学校にあがると、凶暴な女校長がいて、生徒たちを痛めつけている。横暴で悪どい大人たちに頭脳で立ち向かうマチルダの、痛快な仕返し大作戦!

あらすじ
バッキンガムシャーの小さな村に住む幼い少女マ

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三毛猫ホームズの推理~読書記録425~

三毛猫ホームズの推理~読書記録425~

三毛猫ホームズの推理 赤川次郎

『三毛猫ホームズの推理』(みけねこホームズのすいり)は、日本の小説家赤川次郎によって1978年に発表された長編推理小説である。猫を主人公にすえた設定が人気をよんだ。三毛猫ホームズシリーズの第1作であり、レギュラーメンバーのうち片山義太郎、片山晴美、ホームズといった面々は登場しているものの、石津刑事や栗原警視は登場していない。

羽衣女子大学の学生が殺害される事件が

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