台風への対処とビジネス環境への対処は同じ

台風19号で鉄道各社の計画運休や、対象地域の商業施設、企業の休業など、
万が一の対策として、早目の対策をしているところも多いです。

時には、「大騒ぎした割にはそんなに大変でもなかった」という結果になることもないことはないですが、
それでも、何かあってからでは遅いので、やはり最大限の対策をしていくことは必要でしょう。

そんな中でも、不慮の事故に巻き込まれてしまうケースで多いのが、
「自分は大丈夫だ」という意識ではないでしょうか。

自然災害への危機管理の意識が高まっている中で、そういったケースも少なくはなってきているのかもしれませんが、ビジネスの世界では違ってきます。

災害に例えるのはニュアンスが少し変わるかもしれませんが、
それでも日に日に変化をしているビジネス環境の中で、
既得権益を守るために変化(対策)をしない人たちが多く存在しています。

これは、
「避難勧告が出ているけど、自分は大丈夫だろう」
と、避難さえせずに、その場に居続けた結果、災害に巻き込まれてしまったケースとよく似ています。

生き残るためには、対策と行動をしなければならないのに、それを怠っていることと同じではないのでしょうか。

これだけ危機意識が高まっている中で、それを自分の仕事における環境にも当てはめて考えるとこは、重要なことのように感じます。