ささのは結婚式ができるまでのリアル #3

ささのは結婚式ができるまでのリアル#2 はこちら

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前回の打ち合わせから2週間後。わたしたちは再びCRAZYのオフィスへ。

この日主人は少し仕事が長引いてしまい、一人で先に両国へ向かった。

会社から両国まで40分。そこから歩いて10分くらいしたところにCRAZYのオフィスがある。

オフィスにつくと、私達のプロデューサーさんになる人に出迎えられた。

第一印象は、明るく、きらきらした人。

もうすぐ会社でられる！とメッセージをくれた主人に、

「美人がオフィス前で待ってくれています」と返信をして、わたしはオフィスの中で待っていた。

主人が到着し、プロデューサーさんとの顔合わせが始まった。

2人の自己紹介とプロデューサーさんの自己紹介と。会場見学にいく会場をCRAZYの提携の会場のカタログを見ながらいくつかピックアップした。

わたしたちが提示する会場の条件は、

- 主人もわたしも実家が遠方なので家族や親戚が安心できること（待合室がしっかりあり、アクセスに困らないこと） 

- 招待するのは約100人。みんなが入れること

 - わたしが雨女なので屋外は絶対にNG。これまでも大事なイベントは幾度となく雨をふらせてきた

 絶対条件はこれくらいだったかな。

あと、持ち込み自由なのと装飾の自由がきくのはもともとのCRAZYさんの提携会場はだいたいクリアしていたので気にしていなかった。

ここから、横浜の方にある2つの会場を見学することが決定した。

1ヶ月後、式場見学。

朝10時前くらいに家を出発して、1件目は元町・中華街駅が最寄りのビーチをテーマにした式場へ。

わたしは、ガーデン >>>>>>>>>>ビーチ くらいだったので、候補には入らないかな〜と思いながら（失礼）見学へ。

この会場は見に行ったときの3ヶ月前にできたばかりの式場。

1日1件貸し切りで、終わったあとの時間や、CRAZYさんが装飾で入ってくれる時間などが融通がききそうでした。

また、チャペルが2階建てになっていて、2階からも1階が見られるようになっていた。

披露宴会場は外からの明るい光がたくさん差し込んで、とても明るく、雰囲気はとってもよかった。

ガーデン挙式ができるような部分と、ビーチ挙式ができるような白い砂浜もあった。

さらに、親族の待ち合わせのスペースもとっても広くてブライズルームも2つあり、ファーストミートも完璧◎

施設については文句なし。とってもよい会場でした。

そこから2件目の会場は近かったが、待ち合わせの時間がまだまだ先だったので、近くにあったホームセンターで時間をつぶしていた。

「ぶっちゃけ、どう？」という主人からの質問に、

「ここがいい。でもたぶん高いと思う」と返した。

わたしは挙式会場がとても気に入っていた。すこしアンティークっぽい雰囲気もある会場。会場のど真ん中に人前式の台をおいて、1階にも2階にもゲストが見える。360度好きな人たちに囲まれて、承認の拍手がもらえるなんて、とっても幸せだろうなと妄想していた。

主人は披露宴会場がとても気に入っていた。天井の高さをあらゆるところで気にしていた主人も、いいね！しかも明るいし！とご満悦だった。

料金は、2件目の会場の見学終了後にCRAZYの会場案内の担当の方から見積書をいただけるとのことだったので、それまで考えないことにした。

2件目の見学。

海の目の前の会場だった。とってもシンプルな会場で、CRAZYの素敵な装飾がはえまくるんだろうな、、と感じた。雰囲気はとっても好きだったし、天井も広く、窓からは海が見え、開放感が好印象だった。

1件目の会場は、結婚式をするために作られた会場だったので、設備がとっても充実していたが、2件目の会場はレストランがメインの会場だったので、施設を比べると、う～～んと思うところが多かった。

トイレが1つしかなかったり、受付が外になるかもしれなかったり。ブライズルームも1つしかなく、親族控え室もなかった。

見学を終え、見積書をもらった。

1件目の会場と2件目の会場で、100万円ほど違っていて、だいたい500万円くらいにはおさえたいねと言っていた私達の予算を1件目の会場も2件目の会場も、かなり上回っていた。

会場案内の担当の方にわたしたちのぶっちゃけた感想を伝えた。

1件目のよいところ、2件目のよいところと気になるところ。

その場で会場案内担当の方は、別の会場を提案してくれて、急遽その日に3件目の会場を見学にいった。

場所は渋谷。会場は全体では良かったが、ここにも細かく気になることはある。

4階建てなのにエレベータがない。4階にある親族控え室におばあちゃんはあがれるのか、映像を投影する壁の位置が気に食わない。窓がとじられていて会場に圧迫感がある、、

また、私達は「結婚のよさをたくさんの人に知ってもらいたい」という野望があったため、結婚式にはできるだけ多くの人を呼びたかった。

会場のキャパシティ的に3つめの会場には100人も入り切らなかった。

3件目の会場が見積りが一番安かったが、どうしても納得ができない。

しばらく考えてみます、と会場担当の方と別れた。

お金の悩みはしんどい。

しかも金額がとっても大きい。

でもいい結婚式はしたいし妥協はしたくない。

でもお金、、、

この時期新郎は口内炎が出て目がたまに充血していて、わたしは体に蕁麻疹がでるなど、ぷちストレスをかかえることになった、、笑

会場については何度も話あった。

絶対にゆずれないこと、頑張ればゆずれること、諦められること。

結果、もう一度1件目の会場を見学させてもらい、1件目の会場で決定した。

「ここなら最高の結婚式をあげられるね」と、主人が言ってくれて、私も覚悟が決まった。心配ごともあるが、あとは結婚式の準備期間を楽しんで走りきる。

主人のこの一言で、不安ははれ、とっても前向きな気持ちになった。