「本場」を演出する

以前より「チャイナタウン化」が進む池袋。
孔子学院の本拠地として、留学生が多いことが要因とされ、
今後は横浜中華街を台頭するとも言われています。

そんな池袋で中華を食べると面白い店に数多く出会います。
それは「日本語の通じない店」

メニューから注文まで全て中国語
大半のお客様も中国人のため、
日本にいるのにアウェーな感覚に出会います。

コト消費を商品とすべき個人飲食店にとって、
「雰囲気」というのは「食べ物」「サービス」と同列で大切な要素ですが、
これは内装にお金をかけて作り込まなくても、高める方法があります。

そのヒントが「顧客・スタッフ」です。
上記のようにあえて日本でも日本人を相手にしないことで、
結果的に「本場」を求める日本人がやってくる。

かなり攻めた戦略ですが、
人口減少が顕著な日本にとって、可能性のある戦略でしょう。

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