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#367 お札はどのように作られるのか?

2024年7月から、20年ぶりに紙幣のデザインが変更される。

新しいお札に描かれるのは、

一万円札=渋沢栄一
五千円札=津田梅子
千円札=北里柴三郎

の3人だ。

デザインが決められたのは2019年。
なぜデザイン決定から発行までに5年もかかるのだろうか。

新しいお札は一朝一夕にできるものではない。

お札は版画のように「刷って」つくられるのだが、その原版は何と手彫りでつくられている。

お札の製作には、さまざまな分野で高度な職人技を要するため、デザインがつくられて実際のお札ができるまでに2年半、さらにそのお札が実際に民間の機械で使えるかどうかのチェックで2年半、合わせて5年間はかかってしまうそうだ。

具体的なお札の製造過程については国立印刷局のHPで動画で確認することができる。

授業で見せるのに丁度良い動画がこちら↓
5分弱でお札ができるまでがまとめられている。

また、硬貨の作り方についてはこちら。
紙幣と同じく高度な職人技が用いられている。

【目次】

【参考】

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