幼少期から『変わった子』ですが、何か?
初対面の人からよく言われる言葉TOP3。
『変わってるね』
『初めてのタイプ(苦笑)』
『色々珍しいね』
わたしは、これらを言われた瞬間、またか。と萎えまくる。
もう、言われ慣れて、はいはいまたこのくだりね。と冷めきった態度で対応してしまう。
わたしを見て、変わってるねとか、第一声で発するなんて意味がわからないし、見た目で判断するな!と言いたいが、そう言われるのも納得できてしまうのが切ない。
でも、仲良くなった人や、わたしと真摯に向き合ってくれる人からは、
『意外と普通ジャン!』
『ヤバそうなのは雰囲気だけだね〜!』
『個性強すぎたけど実際そうでもない!』
と言われることが多い。
初対面で数分喋っただけの相手に、変わってるとか、なんかヤバそうとか判断されるのは御免だし、そんな決めつけをしてくるお前のほうがよっぽどヤバいぞ?と、思いながら会話を続けるのが苦痛オブ苦痛。
実際、誰でもヤバい部分はあるだろうし、何を持って普通なのかはわからない。わたしはきっと、それらを隠すのが苦手で、偽るくらいなら最初から出していくタイプなだけで、関わっていくうちにお互いヤバい所が出てくるので、それが普通になっていく気がする。
だから、最初から『変わった子』というレッテルを貼られ、そこで拒絶されることも少なくないし、損をしていることも人より多いと思う。
小学生の時から教師陣に嫌われて、わたしだけ特別授業みたいなことをさせられたこともあったし、何故か些細なことで呼び出しを喰らって、いくつも反省文を書いてきた。
悪さをしても隠すのが上手い子は、全部わたしに擦り付けて上手く交わしていた。何もしてないわたしは、ただ『変わった子』というイメージが先行していて、疑いを晴らすこともできなかった。
もはや、それも自分だと開き直っていたまであるので、今でもその生き方は変わっていない。
もっと器用に生きられたらいいのに、と思うこともあるが、自分を偽ってまで人に好かれたいと思えない。
だから、自分に正直に生きている推しに惹かれ、偽りだらけの男には興味が湧かないのかもしれない。
大人になると、みんな虚像を作り出し、あたかもこれが自分です!みたいな雰囲気で接してくる。わたしはそれが何よりも苦手で、馴染めない。
世間からハミ出しもののような扱いをされている人のほうが仲良くできる。ぶっちゃけそういう人は、わたしに対してもフランクに接してくれるし、何より楽しい。
自分の居心地の良さを最優先して、生きたっていいじゃないか!!!普通を押し付けるな!!!!
と声を大にして言いたいが、言えないのでひっそりとnoteに書き連ねる陰キャヲタクなのであった。