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 『時間を守る』ことのメリット・デメリット

lady's&gentleman、andおとっつぁんおっかさん。
皆様おはようございます。
おこんにちは、おこんばんは。

『時は金なり』

最近、サロンで予約時間についてのお話を、色々とさせていただくことが多いです。
当サロンは00分ごとの60分1枠区切り。
30分、15分などといった区切りは設けておりません。
ですが、お客様の要望がある場合は2枠抑えていただいて来店をお願いしております。

そして、連絡が無い状態で予約時間から15分経過した場合、予約ありでも20分を経過した場合は、当日キャンセルというルールを設けています。

ですが、お客様のご都合もあることですので、遅れることが多いケースが増えてきてます。
当サロンは、サマータイムは適用しておりませんので、時間を守ると言う事については厳密に行っております。

今回は『時間を守ると言う事はどういうことか?』というお話を、メリット・デメリットの視点でお話していきます。
はいレッツゴ‼‼


時間を守るメリット

  • 信頼関係の構築: 時間を守ることは、相手に対する尊重の表れであり、信頼関係を築く上で非常に重要です。一度信頼を失ってしまうと、それを回復するのは容易ではありません。

  • 効率的な作業: 時間通りに物事を進めることで、計画的な作業が可能になり、効率が向上します。無駄な時間を減らし、より多くのことを達成できます。

  • ストレスの軽減: 時間に追われるストレスから解放され、心に余裕を持つことができます。余裕を持った行動は、質の高い仕事や人間関係につながります。

  • 第一印象の向上: 初対面の人との出会いの場では、時間厳守は相手に良い印象を与える第一歩となります。

  • 自己肯定感の向上: 目標を達成し、約束を守ることによって、自己肯定感が高まります。

以上のように、人間関係の構築とメンタルヘルスの一助となっています。

時間を守るデメリット

  • 融通がきかない: 予定通りに物事が進まない場合、柔軟に対応することが難しく、周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。

  • ストレスの原因: 過度に時間を意識しすぎることで、逆にストレスを感じてしまうこともあります。

  • 人間関係の摩擦: 常に時間に追われ、周囲への配慮ができない場合、人間関係に摩擦が生じる可能性があります。

といった形で、神経質とも言えることが多くなります。

共通して言える事

時間を守ることは、多くのメリットをもたらしますが、一方でデメリットも存在します。
大切なのは、状況に応じて柔軟に対応しながら、時間厳守の精神を心がけることです。

時間を守るために大切なこと

計画性: 事前に計画を立て、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
優先順位: 複数のタスクがある場合は、優先順位を明確にして、重要なことから取り組むようにしましょう。
時間の管理: 時間を意識し、無駄な時間を減らす努力をすることが大切です。
柔軟性: 予定通りに進まない場合でも、冷静に対処できるよう、心の余裕を持つことが大切です。

状況に応じて柔軟に対応する

予期せぬ事態: 交通機関の遅延など、予期せぬ事態が発生した場合には、相手に早めに連絡し、状況を説明することが大切です。
優先順位の変更: 予定が変更になった場合、優先順位を見直して、対応することが大切です。
周囲への配慮: 周囲の人との関係を大切にし、協力し合いながら、目標を達成するようにしましょう。

『走れメロス』を正論ではなく読解してほしい逸話

ここで、時間を守るという話を『走れメロス』で表現することが多い私です。
最近は、『あのメロスの走るスピードは速すぎる』等々のお話がピックアップされています。
ですが、『走れメロス』はかなり重要なことを教えてくれているので、ここで紹介します。

『走れメロス』(はしれメロス)とは?

『走れメロス』は太宰治の短編小説です。
自分が処刑されることになると承知の上で友情を守ったメロスが、人の心を信じられない王に信頼することの尊さを悟らせる物語です。

作品の最後の一文で「古伝説と、シルレルの詩から」と明かされているように、太宰のオリジナルではありません。
解説によれば、古伝説とは「ダーモンとピンチアース」で、シルレルの詩とはフリードリヒ・フォン・シラーの『Die Bürgschaft』のことです。
その後の調査により、シラーの『Die Bürgschaft』を訳した『人質』を下敷きにしたと考えられ、訳文をほぼそのまま取り込んだ箇所もあることが判明しています。
ですが、新たな場面、人間の弱さ、心理描写、ユーモアや巧みな語りなどを加えており、従来の信実や友情といった権威化した物語を崩した作品となっています。

創作の発端

檀一雄は、太宰の死後に発行された『小説 太宰治』の中で、「おそらく私達の熱海行が、少くもその重要な心情の発端になっていはしないかと考えた」と述べています。
その一方で、小野正文は、『走れメロス』の書かれた理由が熱海行なのかを檀に直接尋ねて「僕はそう思っている」と返事をもらった事があるようですが、発想の由来を確かめる方法がない、と述べているようです。

熱海行の概要

下記は『小説 太宰治』において熱海行について書かれた箇所の概要です。

熱海に行った太宰から金がないと連絡を受けた初代(太宰の内縁の妻)は、太宰の友人である檀一雄に金を渡して太宰を連れ帰るように頼んだ。
檀が熱海の太宰を訪ねて金を渡すと太宰は檀を引き止めた。
檀は金が心配だったが、太宰に誘われ、酒を飲み、女遊びをして過ごしてしまう。
3日目の朝、太宰は菊池寛のところへ行くから待っていてくれと言って、檀を熱海に残して出ていく。それから数日たったが太宰から音沙汰がない。
しびれを切らした飲み屋のおやじは太宰を探しに行くしかないと檀に迫る。
檀は太宰が井伏鱒二のところへ行ったとあたりをつけ、飲み屋のおやじと一緒に向かう。
井伏の家に着くと、太宰は井伏と将棋を指していた。
檀は太宰に激怒する。井伏は飲み屋のおやじから勘定書を受け取り明日熱海に行くからと言ってなだめる。
太宰は檀に「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」と言った。
井伏は檀を伴い佐藤春夫の家に行き、事情を話して金を出してもらう。
足りない分は井伏のものや初代の衣類などを質入れして工面した。
そして、檀と井伏の二人で熱海へと向かった。

『待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね』

これこそが、信頼関係を構築するためのキーワードであると考えています。
つまり、人を信頼すると言う事は、お互いが決めたことを、お互いが守るということにつながります。

まとめ

時間を守ることは、社会生活を円滑に進める上で非常に重要ですが、過度に意識しすぎることは避け、状況に応じて柔軟に対応することが大切です。
より詳しく知りたい場合は、以下の点について考えてみてください。
・あなたは普段、時間厳守ですか?
・時間を守れないことで、どのような問題が発生していますか?
・時間を守るために、どのような工夫をしていますか?

これらの質問に対する答えを検討することで、より具体的な改善策が見えてくるでしょう。

『時は金なり』
ではなく、
『時はお金以上なり』
と言えるぐらい、大切なことだと考えております。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
また次回、お逢いしましょう。
See you next.

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