見出し画像

なぜ人をバカだという人はバカなのか? 解説してみた

はじめまして。新米社長です。

僕は普段議論っていうものが嫌いなんです。

なぜなら、大体が自分の意見を相手に呑ませるっていうだけのただの喧嘩になっているからです。本当の議論は強い精神力が必要で、生半可な気持ちでやるものではありません。

議論の目的というのは、より高尚な結論に辿り着くことであって、誰が素晴らしい意見を出して勝とうが、意見ができない人が負けようが、そんなのはどうでもいいんです。


この前出くわしてしまった議論というのが、単純に例えて説明しますが、りんごの話しをしているのに、みかんの話しをするなんて、お前は論理力のないバカだな! という様な事を言う人がいたんです。


彼のこの場合の勘違いは挙げだせばキリがないのですが・・・

・りんごの話しをするっていう共通認識がなかったこと

・人をバカだと思っている人に通じる論理はないということ

(人をバカだと思っている人はどんな正論も、対抗要素を粗探しして反論をする)

などなど。

突き詰めれば、彼は独り言をいっているんですね。

人と会話するには、相手が分かる言葉で伝えなければいけない。彼はそれを放棄して、相手がバカだ!と言ってるんです。それを言葉にする度に、彼は一人敵を増やし、相手からもバカだと思われてしまうわけで、最終的に彼が思うのは、自分を憐れみ、"俺は頭がいいから、俺の意見を理解できる人がいないんだ" ってところでしょうね(笑)

敵を作るというのは非常に恐ろしい事です。彼らはあなたがどんなに清廉潔白に過ごそうが、重箱の隅をつつくように、細かく粗を探して、貴方の名声を堕とそうとするでしょう。


人は常に自分より正しいと思ったほうがいいです。自分を殺して、相手の意見をよく聞いたほうがいいと思います。自分のアイデンティティが顔を出した瞬間、僕らは調子に乗ってしまうからです。

それに、相手の意見は常に正しいんです。少なくとも、相手自身の中では。間違っていようと、彼らは自分の意見を撤回しようとはしないでしょう。人はみな自分自身が一番好きで、そういった誤りがある方が人間らしいですし、そういった人たちを心から愛した方が、好かれます。

人をバカにする人は、その中で一番バカだと思っている人にいつか必ず脚をすくわれます。なぜなら、人をバカにするという事は、自分がその人より上だと認識しているわけで、相手を過小評価してしまっているわけですね。しかし、それは評価者の価値観でしかなく、彼の存在というのはまた別で定義されています。

相手を見くびるというのは、必ず相手にバレ、相手は敏感に察知し、あなたを敵とみなすでしょう。彼はあなたの悪いところを逐一探し出し、それを周りに言いふらすでしょう。

この世には、バカは存在せず、あるのは"多様性"です。


書こうと思っていたことが忘れてしまって、うまく伝わっているか心配です(笑)

伝わっていたら嬉しいです。それでは、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?