天気の話ばかりする日本人。
「これ本当!?なんで?めっちゃ変www」
アメリカ人の友人が尋ねてきた。
日本語の授業の課題をやっていたら「日本人は天気の話をしがち」というテーマの長文読解があったそう。
そういえばそうかも…
友達と会った時の会話の始まりは
「てか今日暑くない?」「確かに、昨日寒かったのにね」「それな?寒いと思って服装間違えた!笑」
こんな感じで会話が展開されていく。
職場でもそうだ、
「今日雨降るらしいですよ」「みたいですね〜折りたたみ持ってきました」「週末まで雨ってニュースで言ってましたよ」「え〜お休みなのに洗濯できないなぁ」
という会話をエレベーターやロッカーの前でする。
天気の話だけで雑談や会話を続けるのって日本特有なの?
そのアメリカ人の友人が言うには、彼の地域では天気の話をする=あなたに興味がないですよという意思表示になってしまうそう!
もちろん英語なら声のトーンやテンションも含めて態度に示してるはずだが誤解が生まれることがありそう。
そういえば日本では昔から俳句に季語があったり、百人一首でもテーマは違えど春夏秋冬、風、川、月で心情を喩えることが多い。
自然を敏感に察知しやすい性質がある?
何百年も前から聞き手に伝える内容が変わっていないなんてなんだか面白い。
まぁ昔は娯楽があまりなかったというのもあるが、いくらでも娯楽がある今でもその話題が出るというのは、当たり障りがなく、関係性、年齢、性別などに関わらず共通の話題になるからだろう。
日本人の平和主義的な柔らかいコミュニケーションの文化の1つ
ではないだろうか。
PS.
韓国の友人は韓国人同士は挨拶のように「ご飯食べた?」という会話をするそうです。
コミュニケーションの中心にご飯があるってなんだか素敵です。
韓国料理、美味しくて好きです。
国によってこういう違いがあればとても興味深いです。
おわり。
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