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褒めると謙遜するので褒めたことを撤回もした。

職場のひとつ上の先輩と帰り道が偶然一緒になった。
職場といっても違う部署の先輩で、先輩といっても年下だ。

つい最近、5ラリーほどの会話をしたことしかないくらいだが、声をかけて一緒に駅まで帰ってみた。

声をかけた瞬間、は?誰?みたいな目で見られたがしばらくして気づいてもらえた。

当たり障りのない会話をした。
途切れ途切れのぎこちない会話。
話題がないのである。
こうなることは分かっていた。
気を遣って何か話さないとという雰囲気。

気まずい時間を過ごさせてしまって申し訳なかったが、それはそれで良かった。

駅につき、電車を待っていると途中まで同じ方向ということが発覚した。

まだおつかれさまですとは言えない。

当たり障りのない会話も飽きてしまったので、
まもなく電車がまいりますをまも電と略す
唐揚げはタコではなく鶏肉
天ぷらはエビ
寿司はマグロ
お札は千円か一万円
といういきなり話されたら反応に困る話題を話してみた。

は?何いってんのこいつ?みたいな反応を最初されたが仕方なく付き合ってもらえた。
それどころか乗ってきたりしてくれた。
さすが先輩だ。

こういう話題のほうが意外と話が弾んで、嫌な間はなくなった。

意外とこういうのも良いのかもしれない。
話題に困ったら普段しない変な話をしよう。

お疲れさまでした。