15:なにかに依存しないと生きていけない

わたしって依存症だと思う。恋愛依存症。アルコール依存症。セックス依存症。網羅してて笑う。まだかろうじて煙草には手を出していない。時間の問題だけど。足りないものを埋めるようになにかに依存しないと真っ直ぐに立っていられない。なんでかな。安心するんだよね。元々わたしは自分に対して価値を見出していないからこんなところでしか価値を感じられない。わたしが求めれば応えてくれる。それが心地よかった。この暗闇のなかに居場所があると思えた。でも、きみに依存してわたし痛かった。どくどくひろがって、身体中包まれて窒息してしまうとおもった。恋焦がれるような夜を過ごした。1秒でも長く時間を共にしたい。偽物の価値なんてことは端から理解っていてでもそれをどうしても認めたくなくて依存症なんて言葉を使ったんだ。ずるいなぁ。そうしたら逃げられるから、言い訳だから。しょうがないのって言ったらそれ以上はつっこめない。わたし可哀想なの許してね。

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