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甲州道中4 上野原宿→下初狩宿

1991~1993年 東海道五十三次 完歩 
2021年 春~夏 中山道六十九次 完歩

2021年 秋 甲州道中四十四次
どんな旅になるか楽しみです!


2021.10.09


1.上野原宿

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拠所無い事情で歩けず、3週間ぶりの街道歩き。連日朝晩1時間づつの近隣散策で身体を慣らし、いつもの与野駅04:53の京浜東北線で甲斐の国を目指します。すっかり暗くなり、秋の深まりを目の当たりにして、よくわかりませんが焦りを感じます。



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到着、さわやかな朝陽がお出迎え、ありがたや・ありがたや。


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妻の名前は洋子、それだけです・・・・。


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上野原駅から街道まで普通の道を30分弱、こういう無駄歩きは無性に悔しいです。無駄と言っては普通の道に失礼ですね、もう言いません・・・・。


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商店街はこんな感じです、まだ7時なので判りずらいですが、お店は現役感がありました。


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さぁ、本日は東京から100km超えを目指します。


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数少ない街道ムードを滲ませる建物。


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甲斐のバンクシーか??


2.日本一の和菓子の街?

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写真以外にも、和菓子屋さんが多かった気がしたので調べると、


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これは凄い、地図上の東西の和菓子屋さんの距離は約350m、そに7件ひしめき、伊勢屋和菓子店から西に500m位の場所にもう1件あるので、1km歩くと8件の和菓子屋さんがある計算になります。これは人口10万人あたりに換算すると、上野原市の人口が2.3万人なので、甲州道中上野原宿周辺の和菓子屋さんが34.78件もある事になります。2017年のDIMEの情報では、1位は京都府(25.02件)、2位は石川県(21.71件)、3位は島根県(19.23件)という結果と比較しても、算出方法が異なりますが圧倒してます!


さてさて、案内が前に進まないので、進みます・・・・。


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稲刈りの季節ですね、地域によって干し方が異なり、見てるだけで楽しいです。私が育った茨城では「はさがけ」と呼んでいたような記憶があります。



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さて上野原宿の崖を下ります。上野原の地名の由来が、崖の”上の原”から来ていることを感じる地形ですね。


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上野原市内はこの看板が道標。んん、看板右側をよく見ると、ここにも甲斐のバンクシーの落書きか?!


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崖を下る途中の看板を見ていると、期待できそうな雰囲気です!ようやく山岳地域の街道らしくなってきたぞ!


3.鶴川宿

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彼方にみえる鶴川宿、高い場所からの宿場町の眺めが大好きです。数十分後にあの景色の中に自分が入っていく姿を想像すると、嬉しくて堪らなくなります。


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鶴川の清流と中央道。かつては都留川とよばれていましたが、大月市南側にある都留市とは流域が離れており関係なさそうです。鶴川宿は荒天で「川留」になるとさぞ賑わった事でしょう。


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鶴川橋を渡りふり返った景色。甲州道中唯一、川越(かわこし)という自足がいた河川でした。


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鮎が名物だったそうですが、今は提供する飲食店は見当たりません。


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大ケヤキだと思われます。上野原の崖の上からもよく見えてました。


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鶴川宿の町並み。


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立派な鬼瓦の家が目立ち始めます。


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秋ですね~。


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宿場町が終わり緩やかな坂道が続きます。



4.大椚間の宿

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中央道を何度渡ったか、もうわからなくなってきました。


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大椚の一里塚跡、そろそろ原型を留めた一里塚が出てきそうな気配。


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この辺りは車がほとんど通りません。


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廿三夜塔、月待の行事ってロマンチックですよね。今もやっている地域があるのか気になります。目的は飲みなのか出逢いなのか、そんな事ないのか、などなど気になります。地域によっては、廿ニ夜が女性・廿三夜が男性の集まりとする所もあるそうです。


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この石碑はなんだったのか、二人で読みましたが解読出来ず。


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穏やかな町並みが続きます、ホッとする風景ですね。


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間の宿、大椚宿発祥の地。


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給水塔が突然現れます。
何に使っているのだろう…


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忘れた頃にこの看板が登場。テキトーな感じのクネクネ道の地図が、味わい深さに拍車をかけてます。


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樹齢600年、吾妻神社の大杉、これぞ御神木。


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「樹勢は良好」、"樹勢"っていい言葉ですね!調べると、"樹木の生きる力"とあります。ちなみに"人勢"だと、"大勢の人"になります。


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横から見ると謎の遊具。


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斜めから見るとブランコ。


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妻が曰く、立ち漕ぎ専用ではないか?との分析。


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吾妻神社鳥居。こちらにも廿三夜塔があります。


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焼き芋には足りない量の枯葉山。



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この花綺麗でした、奥には巨大な赤唐辛子がたわわに実ってて、天国のような農地でした。


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中央道を走ると必ず立ち寄る談合坂サービスエリア、最近の大型サービスエリアは、ちょっとしたショッピングモールですよね。


そうそう、凄いの発見しました、"日本サぱ協会"、土木学会で講演をしたり、マツコさんの番組に出演したり大活躍している協会です。



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長峰壁跡、武田信玄の家臣が北条の侵略から守るために築かれた砦。


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立派な池があったそうです。




5.野田尻宿

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野田尻宿の看板が出迎えたものの、中央道がどっしりとし過ぎていて、実感が湧きません。


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民家がぽつぽつと現れ、宿場町の近さを感じさせてくれます。


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素敵な玄関上の切妻屋根、家主さんのこだわりですね。


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随所に実る柿、常に絵になります。


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こういった何気ない里山風景、自然なのですが隅々まで人の手が加わっているから、美しく立ち止まって見惚れるのでしょうね。


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ほうき草、コキアとも呼ばれてますが、箒にはなりそうもありません。


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虫付きの家内が、瞬時に発見!真ん中の白いのは蛾の蛹。


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成虫した蛾もいました。


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甲斐独特の建築様式のひとつ。1階と2階の間の軒に特徴があります。


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野田尻宿の町並み。


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甲州道中の宿場町は、道幅が広々としてますね。


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この看板の反対側が本陣跡だが、何も残っていなかった気がします。


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赤いポストの横に書かれた、"このポストには郵便は出せません"の看板がシュール。


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西光寺、甲斐国八十八ヶ所霊場七番札所。


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みたことがない綺麗なピンクの花が、長細い小枝の先に咲いてました。


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野田尻宿の町をぬけて、静かな山の中に。


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妙に立派な中央高速を跨ぐ橋、何でこんなに凝っているのだろう。近くに声の大きな人がいたのでしょうか、甲州道中への敬意でしょうか?


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荻野の一里塚跡、残念ながらこちらも何も残っておらず。


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「ある時売店」ネーミングが秀逸!売り物が"ある時"に、売店になるのですね。


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山の上美術館、裏手の建物かと思ったら、


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石垣の右側の小さな山の上に、お花の美術館がある、ということでした。こちらのネーミングも良いです。


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うわぁ綺麗、赤い屋根と赤いほうき草、絵になります!


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鹿の角!


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こちらも北条軍との戦いの跡、この付近で戦っていたのですね。


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熊鈴持ってこなかった、最近は人里も安心できないですね。


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武甕槌神社。


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途中に咲いていた細長いキウイ、甘いのかなぁ。


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牛馬観世音。


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セイタカアワダチソウ。


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6.犬目宿

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犬目宿、インパクトある地名ですね。



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突然立派な会社が、石垣エンジニアリング株式会社、金型プレスの技術を生かし加工品を製作しています。HPを見ていたら、社内親睦を大切にしており様々なサークル活動の中で、「道連れの会」という”カラオケの課題曲で経営理念を理解する”会があり感動しましたので紹介します。



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ログハウス犬目、休業中でした。


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棚田を左にみて、緩やかな坂道を進みます。


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犬目の名の由来は、調べましたがわかりません。


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甲州一揆の首謀者、兵助の墓や生家跡。家族を守るために一揆前に妻は離縁状をしたためたそうです。


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犬目の宿場町もあと少し。


7.恋塚一里塚

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宝勝寺、この近くから葛飾北斎や歌川広重が富士山を背景に描いたそうです。この玉は何だろうか・・・・。


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白馬不動尊赤鳥居。


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茅葺屋根の住宅と稲。


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ようやく原型の一里塚に出会えました!嬉しい!!


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民家の軒先を抜けていきます。


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大きな大きな入母屋屋根、何枚の瓦を使っているのでしょうね?


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雲がなければ、霊峰富士を拝められたかもしれません。


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大月市に入りました。


8.下鳥沢

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一気に坂を下ります。


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火災を知らせる鐘、甲斐に入ると度々見かけます。


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のどかな斜面、こちらは「大月エコの里」というアグリパークです。


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途中にリアルな人形を何体も飾る家がありました。街灯がない山道の途中なので、夜知らないでみたら、かなり怖いと思います。


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こちらもそうです。


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富士山みえなかったなぁ・・・・。


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中央高速をくぐり


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国道20号に合流します。



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さぁ、しばし国道とお付き合いです。


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越し屋根の家が数件続きました、この付近の流行りかもしれませんね。


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あずさ号、何度も見ているのに撮影しちゃいます。


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火災用の鐘。


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看板の文字、「甲州街道下鳥沢宿」よりも多い文字数と面積で「山梨県東部JR8駅トレッキング推進協議会」と描かれています。県の補助金で作成したのはわかるのですが、協議会名を表に出す必要全く無いのに、ん~残念な看板でした。


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不思議な屋根の喚起口。


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間口の広い、堂々とした佇まいの建物が数多く並んでいます。


9.上鳥沢宿

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下鳥沢と上鳥沢の間は1kmしかありません、境目がよくわかりませんが、この問屋場は上鳥沢宿のものです。


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鳥沢駅で休憩していたら、JR東日本の豪華列車「四季島」が静かに通過していきました。


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馬頭観音。


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狭い歩道を自動車におびえながら歩き、


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富士山がみえそうでみえない丘を越え、


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宮谷川を渡り、


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ウルトラマンファミリーに見送られます。


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ずらりと並んだ富士急のバス、全てスクールバスでした。小中学校も廃校・統合で、徒歩通学は不可能になっている為ですね。


10.猿橋宿

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町並みをあるいていると、


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突然猿橋の看板が現れます。


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そして、いきなり猿橋、甲州道中のルートなのです。


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橋を渡り下から見上げた猿橋、凄い構造ですね。



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猿橋の上からの眺め、奥の赤い橋が国道20号、手前の橋は水力発電所から放流される水の放水路の水道橋、川の上を渡る川は珍しい光景ですね。

▽わかりやすくまとめられています。

http://doushigawa.blog.fc2.com/blog-entry-469.html?sp


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何度も架け替えられてますが、猿橋は江戸時代からこの姿、凄いですね!


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こちらがメインゲート。日本三奇橋とあります、もうひとつは岩国の錦帯橋、もうひとつは現在は残っておらず再建の話があるとかないとか。



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猿橋の町中、賑やかになってきました。


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ワイン専門店、ワインどころが近づいてきましたよ!1905年創業Wine Cellar HASEBE長谷部酒店、店主の長谷部賢さんは、日本ソムリエ協会の理事で、第9回ワインアドバイザー全国選手権大会チャンピオンです。



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腹が減りました、ランチです!


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ガッツリ炒飯にキリンラガー大瓶!うまい!



11.駒橋宿

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発電所送水管、猿橋から見えた水道橋の水はここから来ていたのですね。


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ここの踏切は迫力満点、なかなか良いアングルの写真が撮れました。


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駒橋宿には、甲州道中と並行して流れる桂川の対岸に渡る渡船場があったそうです。



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大月桃太郎伝説、桂川を流れた桃から生まれた桃太郎、鶴島で成長し、岩殿山に住む鬼退治に向かう途中で、犬塚で犬を、鳥沢で雉、猿橋で猿をお供にしたそうです。


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左の道祖神の上に鎮座する丸い石が気になります。


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岩殿山634m、東京スカイツリーと同じ高さですね。


12.大月宿

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いつの間にか商店街が始まってました。


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あれよあれよと大月駅、屋根の千木が立派です。


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富士急の電車はトーマスデザイン、子どもはさぞ興奮するでしょうね。


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商店街を抜けて宿場町を後にします。


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桂川を渡ります。写真奥中央で左から来る笹子川と合流します。


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奥の橋が国道20号、手前の橋が中央線。


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この店おいしそう!空腹でしたら絶対入っている店ですね。


13.下花咲宿

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いろいろな石碑が集められています。


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こちらは一里塚跡。


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向日葵がまだまだ元気。


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星野家住宅。


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本陣であり明治天皇が休憩されてます。


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美味しそうな焼肉屋さん。


14.上花咲宿

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下花咲宿から600m、もう境目がわかりません。


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おおっ、中央道からいつも見えるUFOみたいなNECビルだ!


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途中からふり返ると笹子川がよくみえます、笹子峠まで一緒に歩けるのが楽しみ。


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なつかしいガソリンスタンドの給油機、久しぶりにこのタイプみました。


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徐々に周辺の山が高く見えてきます、南アルプスに近付くと、もっと迫力あるんだろうな。


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大月は味のあるお店が多くて羨ましいですね、いなだやさんは、焼き鳥を焼くいい香りが漂ってました。


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国道20号からそれて中央線の横を通ります。なかなかの迫力。


15.下初狩宿

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途中セメント工場で迷子になりながら、いつの間にか下初狩宿へ。


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初狩(はつかり)の地名の由来は、ハツ(斫)・カリで斫られて刈り取られたような険しい侵食地形だったからです。


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100km過ぎました、半分くらい来ました。


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さぁ今回はここまで。


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次回は笹子峠を越えて甲府盆地を目指します。



16.夜の部

お笑い芸人を目指しNSCに通っている大学3年の長女が、今夜銀座の時事通信ホールで、選抜メンバー11人が出演する有料ライブに出場するので、家族で観に行ってきます。


17.番外編

本日同一行動をした夫婦のiPhoneのヘルス機能を比べて大笑い。歩数や距離が合わないのはさておき、歩幅が家内71cm・私57cm、完敗です・・・・。

▽家内のデータ

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▽私のデータ

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