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やる気やアイディアが湧いてくる! 「意味」のとらえ直し方

こんにちは!
「難しい」を「易しい」に変えるナビゲーター 深谷百合子です。

「意味づけが変わると新しい価値が生まれる」

これは、知り合いのコンサルタントOさんから聞いたお話です。

Oさんは、社会人野球チームの監督を経験され、チームを優勝に導いたこともある方。

ふと指先を見ると、その日の服装に合わせてシルバーのネイルをされていました。

私はといえば、もともと爪が丸っこくて短いので、ネイルはしていません。というより、「無頓着系」といったほうが正しいかもです。

Oさん:「普通はね、男なのにネイル?って思われる」

私:「私は逆に、女だけどネイルしてない私ってガサツ? とか思ってしまいました」

Oさん:「それはネイル=オシャレという定義になっているからですよ」

そう言うと、Oさんは野球のピッチャーの爪の写真を見せてくれました。

「ピッチャーの爪は割れやすい。指先の感覚が大事なピッチャーにとって、爪のトラブルは影響が大きい。だから爪を保護する必要があるんです」

つまり、「オシャレ」としてのネイルではなく「爪の補強」としての意味があるということなんです。

Oさん:「キャッチャーは派手な色のネイルをすることもあります。なぜかというと、そのほうがピッチャーはサインが見やすいから」

私:「知らなかった……」

この話を聞いて「言葉の定義を問い直してみる」って新しい視点を与えてくれるものなんだなと感じました。

そういう目で見てみると、たとえば、ろうそくだって「灯り」という意味もあるけれど、今は「癒し」としての意味を持っています。

以前取材させていただいた「食べられる器」も、「器」という意味付けから「食べ物」という意味付けに変えた途端、ビジネスがうまく回り始めたという話を聞きました。

「器」という側面だけを見ていたときは、「食べられることでゴミが減る」ということしかお客様にアピールできなかったけれど、「食べ物」としての意味を持たせてみたら、「おいしい」「腹持ちがよい」「栄養がとれる」といった新しい価値を生み出すことができたというのです。

これは「物」だけでなくいろいろなことに応用できます。

たとえば「自分自身」の意味付けもそう。

私は何者なのかという意味付けです。

これは私自身も経験しましたが、「私は課長だ」という意味付けをしていたときには、「課長なら、こうあらねば……」という考えに縛られていました。

だけど、「私はメンバーに挑戦の機会を与える人だ」という新しい意味を見出してからは、仕事を任せられるようになったり、「そのために私がやることは?」という新たな問いが生まれてきたりしました。

これは拙著『はじめてリーダーになる女性のための教科書』の一番最後に書いた内容でもあります。

「私は会社員だ」ではなく、「私は◎◎する人だ」のように意味づけが変わるとそのための行動をしたくなります。

意味づけを変えるためにすることはたったひとつ。

それは「問うこと」。

それって何のため?
そもそもそれって何?

普段私たちは、解決策がほしくて「どうしたら?」という問いばかり発してしまいがちですが、「新しい意味があるとしたらなんだろう?」と、ちょっと問いを発してみると、今までになかったアイディアが湧いてきます。

ぜひお試しくださいね。


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