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【英国滞在備忘録】#11 敗戦60周年※

この時期だからだろうか、たくさんの戦争映画やドキュメンタリーがテレビで放映されている。(※2005年当時のため60周年)

このシリーズは学生時代のスギヤマがイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返るコンテンツです。
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日本にいたときはテレビはあまり見なかったが、こっちでは結構見るようになった。

俺が見た戦争映画はたいていナチスに立ち向かうイギリス軍か植民地で日本の捕虜になるイギリス人の話。
後者のうち、共感を抱けたのは捕虜になったイギリス軍の兵士が強制労働をさせられる話だ。

日本軍のひどい仕打ちが描写される一方、異文化の相互理解や日本人の通訳や上官と捕虜との心の交流などが描かれていた。敵とか見方とかは関係なく、戦争の無意味さなども考えさせられる。

もう一つの植民地が舞台の映画では、もっぱら捕虜となった女性たちの生活が中心(暗くはなくコミカルで明るいもの)だった。捕虜となった人が殺されたり、ひどい仕打ちを受ける場面では決まって日の丸が翻るシーンが描写されていた。
異国の人の日本観はこんな感じなのかな、と思った。今までそういう日の丸が占領の道具に使われたことを象徴するシーンは見たことなかった。

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(本文と画像は関係ありません)

日本人は敗戦を終戦と読み替えた。その影響は俺にも及んでいる。

もっと言葉が理解できれば、物語ももっとよく理解できるはず。


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138字

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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…

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