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FIFA W杯2022カタール大会のサッカー日本代表キャプテン吉田麻也選手の言葉に感じること

W杯の日本vsクロアチア戦、私もリアルタイムで観戦しました。
とてもとても残念な結果になってしまいましたね。

私自身も小・中学生のころはサッカーをやっていたので、ついつい熱くなってしまいました。
最終的には延長、PK戦になり、まさに死力を尽くした感じでしたが、本気で応援していたからこそ、私も悔しかったですし、同じような想いをした方も多かったのではないでしょうか?

さて、12月7日に日本代表の森保監督をはじめ、選手の方々が帰国しました。その後、森保監督と吉田麻也主将の会見がありましたが、そこでの一コマがとても印象的でした。

最終的な決着となったPK戦のキッカーは立候補制にしたとのことですが、メディアをはじめSNSなどでは「監督が決めてやるべきだった」との意見が出ており、そのことを会見でも問われておりました。
森保監督は「監督」という立場上、全責任はご自身にあることを常に言ってきており、今回も「選手は勇気ある決断をしてくれた」ということを強調しておりました。

そこに吉田麻也主将のコメントです。

「補足していいですか・・・。全く同じやり方でオリンピック(東京五輪準々決勝)ではニュージーランドに勝っている。このやり方は間違っていたとは思わない。全部、結果論じゃないかな。NZのときはそんなことは(批判は)一言も出なかった。負けたからフォーカスされてますけど、僕は、そこに間違いがあったとは思わない」

そうなんですよね。
メディアは悪者探しをしたがりますし、これはビジネスにも言えることです。
評論家やメディアに納得してもらうために彼らはW杯を戦っているわけではないですし、関係者ではない人の発言、責任のない人の発言や、意見を求めていない人の発言は本来聞く必要はないんですよね。

ビジネスでも起業しようとすると、色んなことを言われます。それこそ関係者ではない人、責任のない人、意見を求めていない人のアドバイスや忠告などは本来聞く必要はないんです。

しかし、真面目な方は全部聞こうとしてしまうんですよね・・・
「私のために言ってくれている」
と考えてしまうんですよ。

もちろん、切り替えが出来る方ならよいのですが、私が知る限りは真面目な方はやっぱりそれで悩んでしまうことが多いです。

何が言いたいかと申しますと、PK戦のキッカーにせよ、日本代表の選手選考にせよ、間近で一番選手を見てきているのは森保監督で、日本代表のことを誰よりも一番考えていて、それを「決断」しどのような結果に対しても責任を取るのは森保監督なわけです。
それを「結果論」で批判するのは、お仕事とはいえ、あまり気分の良いものではありません。

例えば起業して、なんらかのビジネスをすることも同じで、そのビジネスに対して一番真剣に考え、一番一生懸命やっているのはその本人なのです。
だからこそ、その「決断」を人にゆだねたりすれば悔いが残るでしょうし、その決断に対しての責任を取る覚悟があるのであれば、それは成長に繋がりますし、そこに対して「結果論」で何かを言う人とは、距離をおいても良いのかなと思います。

では、何かにチャレンジする人の周りの人はどうすれば良いのか・・・
もちろん、言いたいことも出てくるでしょうし、イライラすることもあったりすると思います。
しかし、もし本当にそのチャレンジの成功を願うなら、

応援してあげてください

時として叱咤激励も力になる人もおりますが、一歩間違うと批判が悪口に変わるように、その言葉が力にならない人もいるわけです。

日本代表選手も応援の声が力になっているのは、本当だと思います。

もし周囲で何かにチャレンジしている人がいたら、「結果論」で何かを言ったりするのではなく、応援してあげてください。チャレンジしたことを称えてあげてください。あなたが味方になってあげてください。

きっとあなたの言葉が「力」になると思います。

最近、色んな経営者の方とお話する機会があるのですが、ビジネスとは関係のない意見や批判に悩んでいる方が多かったので、今日は少し違った視点でお話させていただきました。

あくまでも私の個人的な見解ですが、皆様の何かの参考になれば嬉しく思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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