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真面目で優しい事業主さんにとって【もったいないお化け】は敵か味方か?

久しぶりに聞いた方もおられるかもしれません。

もったいないお化け

いやいや、何それ、知らんし・・・という方

ウィキペディアのもったいないお化け

公益社団法人ACジャパンの1982年の広告作品ですね。
大根や人参など好き嫌いのある子どもたちに、夜中、食べ物のお化けが「もったいねえ~」といって怖がらせて、それ以降、子どもたちは好き嫌いなく食べるようになるという、市原悦子さんナレーションのCMです。

今だったら、ちょっと問題になってしまいそうですよね。
逆に「もったいない精神」よりも「断捨離」などの言葉のように、どんどん手放していくことの方が良しとされる世の中になってきている気がします。

私も、あまり着ていない服などはどんどん手放すようにしています。
あとは連絡先の「断捨離」も結構しています。
年齢的なモノもあって笑、あれ、この人誰だっけ?
と思った連絡先は手放したりしています。

そしてビジネスやプライベートで「もったいない」を考えてしまう時、皆様はどうされていますか?

例えば、仕事で新しい事業を開始した、ご自身で株などの資産運用を開始した、恋人が出来てお付き合いを開始したなどなど・・・

最初は楽しくて仕方がないのですが、途中、あれ?何か違うな???
と思った時に、どうするのかというお話です。

以前、

ここでもお話しましたが、ご自身の直感で、おかしいな?と思った時に

もったいないセンサー

が作動してしまうと、取り返しがつかない状態になってしまうこともあります。

せっかくここまで頑張ってきたのに(もったいない)
せっかくここまで時間を費やしてきたのに(もったいない)
せっかくここまで金銭的な投資してきたのに(もったいない)

当然、「もしかしたらこれから良くなるかも・・・」という期待もあるかもしれませんが、そこはご自身が一番よく変わっていると思います。
やり切ってそう思っているのか、打つ手はないけど新たなことを考えるのが面倒くさいのか・・・

真面目で優しい人というのは、どうしても「完璧主義的」に考えてしまいがちです。
実は、私自身もそういう所がありました。
私自身がこの「もったいない」から解放されたのは、別の「もったいないお化け」に出会ったからなのです。

こんなことにいつまでもしがみついている時間が

「もったいない」

と思ってしまったんですよね笑

もったいない天使♪

自分がやってきたことを「手放す」ということは、自分のことを否定しているようで、やっぱり嫌でしたが、自分がやってきたことの「棚卸」をして、それをひとつひとつ整理してみると、結構色んなことが出来るようになっていたり、色んなことが学べていたりして、

あ、ちゃんと成長している

と感じ、次のステージに進むことが出来たことがありました。つまり自分のやってきたことは「間違っていた」ではなく

成長過程にある

と思うことが出来た感じです。

こちらでも書いておりますが、真面目で優しい事業主さんの多くは、「結果がすべて」と思いがちですし、そういう環境にいる方もたくさんおられます。
もしそうなら、失敗することは許されない人生にしなければなりませんし、そんなことは不可能であると私は思っています。

一番大切なのは、その

手放したことを「次に生かしているか」

だと思います。

そうはいってもね~

とこの投稿を読んで思った方は、きっと次に進む余力すら残っていないくらい、色んなものを費やしてきている方だと思います。

もし、そういう場合にはもう一度ご自身の経験の棚卸をしてみて、「成長」している面を見るようにしてみてください。

何かのヒントが見つかるかもしれませんよ!

皆様の何かの参考になれば嬉しいです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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