関係の中に自分が見える
人は仕事をする、行動が人の評価を決めるという記事を書いた。
「人間」という言葉がある。
現在では人間という言葉は人や個人を指すが、元々は人と人の間、社会を意味していたようだ。
そのように考えると、自分という人格は自分ひとりで成り立つものではなく、人と人の間に自分という人格が見つかるといえるかもしれない。
今はSNSで色々な人とすぐつながれる。すぐつながれるということはすぐ切れるということだ。タップひとつでブロックができる。
そうすると自分が好きな人、自分に似ている人としか繋がれなくなってしまう。
しかし、仕事では自分が苦手な人、自分と違う人とも仕事をしなければならない。「自分は好きな人としか仕事をしません!」とはできない。
人は鏡、自分の姿が見えるという言葉がある。自分が苦手な人にこそ自分が写っていると思う。
なぜその人が苦手なのか。
その苦手な要素が自分にもあるのではないか。
その人の言葉に思い当たるところがあるのではないか。
苦手な人とつながりにくい時代だからこそ、苦手な人との間に自分を見つけていきたい。
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