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行動が人を作る

最近、行動が人を作るという話をよくしている。

人は行動によって評価されていると言い換えてもいい。

例えば「コイツはいいやつなんだよ。すごくいいやつなんだ。ただ、時々ブチ切れて人を殴るんだけどね」と紹介されたやつはいいやつと言えるだろうか?

おそらくは無理だ。人を殴るやつはいいやつではない。

「悲しんでいる人に寄り添ってくれる」「忙しい時に助けてくれる」「すぐに謝ってくれる」

そういう人はおそらく「いいやつ」だと評価される。

顔は笑顔、穏やかな声で「いいよ、気にしてないよ」と言いながら、心の中では怒っている。

顔は怒り、声を荒げているのに、心の中では「別にいいよ」と思っている。

心の中は読めないのであれば、見えている行動で判断するほかない。


周りから「不当な評価を受けている!」「誤解されている」と思うのであれば、自分の行動を見直した方がいい。どこかでそういう評価をされる行動をしている。

私が聞いた話で、「体の大きい男の先生なのだけど、とても子ども思いで穏やかな性格、指導も的確、それなのに子どもからは何故か怖がられている」という先生が悩んでいた。原因にも心当たりがない。

しかし、原因は行動にあった。

子どもに声をかけられて振り返る速さだった。

声をかけられるとバッと振り返る。あまりにも速いので子どもから怖がられていたらしい。

行動が人の評価を決める。

もし、この人みたいになりたいと思ったのなら、その人が何をやっているか、観察して真似をしてみたらいい。

例えば、ちょっとした仕草、挨拶の声の大きさ、お辞儀の角度、タイミング、服装、身だしなみ。そういったところから何か違いがあるはずだ。

無理ない程度で行動を変えていく。そうするとあなたは変われると思う。

いただいたサポートは明日の食費に使わせていただきます。だが、お前のために食事は作らない。