仕組み化とはマニュアルを作ることとは全く違う#2

第2回目のコラムです。

仕組み化って言葉が

流行りましたよね。いや、今も結果出してる人がすぐ仕組み化、自動化みたいな表現使うから
それが正義みたいな。風潮あると思います。

数社ほど、コンサルという形で他社様に偉そうにもアドバイスさせていただく機会があります。
その時によく出てくるのが、事業拡大するために仕組み化しないといけないと思ってるけどできてなくて。。
って感じの悩みです。

仕組み化するの大変素晴らしいことだと思います。
だけど、じゃあ、どんな仕組み化するんですか?
と質問すると『マニュアル作ったり。。』
と返ってきます。


マニュアル=仕組み化なのか

マニュアルは手段です。
仕組み化=マニュアル化ではありません。

マニュアルを作れば全てうまくいくはずもありません。

そもそもマニュアルはマニュアルを守るから機能するわけで、
マニュアルを守らせるためにめくじら立てて、マニュアル守らせるためにミーティングして。。

それ、本末転倒ですよね。

仕組み化自動化のかけらもねえ!!!


仕組み化の本質は価値基準の統一

結論言ってしまいました。

ですがもう少し、深ぼってみます。

カウンセリングのマニュアルを作ったとします。
そのマニュアルの言葉一つ一つに戻る言葉(価値基準)がないと守る側は納得感がなく
自己流になってしまいます。

例えば、
価値基準が『お客様を幸せに』だとします。
マニュアルのその内容は本当にお客様を幸せにできる内容なのか?
と判断の軸ができます。

そして、仕組み化とはその戻る言葉(価値基準)をスタッフに納得させることです。
そもそもそれに共感できない人はその場に入れるべきじゃないんです。

それができないと仕組み化は一生叶えることできません。


価値基準を言い換えると

ミッションです。

そもそもあなたの会社はなんで生まれたのか。なんのために誕生したのか。
その原点が『ミッション』で表現されます。

そのミッションを叶えるために今あるリソースでどんな価値を作るのか
それが『バリュー』です。

そして、その価値を世の中に提供してどんな未来を迎えるのかが
『ビジョン』です。

さらに、それらを通して社会にどんな『意味』をもたらすのかを言語化したものが
『パーパス』です。
MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)のないところに社会的な意味を提唱なんてできません。

自分のこともまともに養えてない人が、いきなりアフリカの貧しい子供救うみたいなこと言っちゃってるイメージです。
(言いがちだけど)

そして、MVVの一貫性が仕組み化になっていくのです。
それを例えマニュアルを作らなくてもそれが浸透していくと文化としてマニュアル化されていくものです。
現場で勝手にそうなっていきます。


集客する上で土台になることがミッション

今日描いたことって多分事業する上で1番大事なんじゃないかなって思ってます。

MVVがあるから、集客と求人する意味も増しますし、
離職も減って、再来率も上がります。
そして、一貫性はマーケティングにおいてもめちゃくちゃ大事な感覚です。

みなさん、良い1日を!

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