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特撮最前線の特撮エッセイ第1回「特撮とはなにか?なぜ特撮に惹かれるのか?」その1

みなさん、初めまして。特撮最前線と申します。

TwitterやInstagramを中心に趣味である特撮ヒーロー作品鑑賞、映画鑑賞の記事やツイートを更新して来ましたが2020年は新しいことにたくさんチャレンジしたいと年始に公約を掲げましてその一環としてnoteを始めることに致しました。

今回、エッセイを書くということでとても緊張していますが温かい目で読んでいただけたら幸いです。

今回は自己紹介を兼ねまして

「特撮ってなんだろう?」、「特撮ってなに?」

というところから始めたいと思います。

1.円谷英二監督とゴジラ


日本の特撮の始まりは1930年代ぐらいまで遡ります。特撮の神様と言われた福島県須賀川市出身のウルトラシリーズの生みの親である円谷英二監督が戦争映画を表現するために使われた技法です。

そこから進化し、1954年に着ぐるみとミニチュアと合成など画期的なアイディアの数々を用いた日本を代表する怪獣映画「ゴジラ」(脚本: 村田武雄、本多猪四郎 監督:本多猪四郎 特技監督:円谷英二)が製作されました。

海外の怪獣映画とは一線を画す、着ぐるみを着て怪獣の動きを表現したことが功を奏し、大ヒット作となりました。着ぐるみを着て怪獣を表現する作品はゴジラが初めてでした。その演出や展開が当時の日本のみならず、時を越えて世界中で認められていったというわけです。


2.円谷プロとウルトラシリーズ

その後、円谷監督は円谷プロを立ち上げ、そこでウルトラシリーズを次々と製作していきます。

ゴジラで得た着ぐるみや操演技術、ミニチュア技術のノウハウを詰め込んで

「ウルトラQ」

「ウルトラマン」

「ウルトラセブン」

など名作を次々と生み出していきました。

私が初めて触れた巨大ヒーロー特撮作品は

ウルトラセブン第3話「湖のひみつ」

(脚本:金城哲夫 監督:野長瀬三摩地 特技監督:高野宏一)

です。

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電気を武器に戦う宇宙怪獣エレキングが湖から現れ、侵略者のビット星人に操られ、地球に攻撃を開始するというお話です。この回のエピソードを見た時の衝撃は今も忘れられず、脳裏に焼き付いて離れません。本放送で見たわけではなく、再放送で初めて見たわけなのですがあの時、ウルトラセブンを見ていなければ今の特撮好きの私はないと断言できます。

山岳地帯と湖を舞台にして展開されるクライマックスのバトルは忘れられないウルトラシリーズの忘れられない名バトルの一つです。

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アイスラッガーやエメリューム光線を使った合成、タイミングよく爆破されるエレキングなどなどどれをとっても素晴らしいです。

次回は特撮作品を語る上でも欠かせない等身大ヒーローとロボット特撮について紹介していきたいと思います。

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

                              つづく

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