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先の先・後の先の意味とは?

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。最終版は此方から、ご覧ください。

皆さんは、”先の先”と言う言葉をご存知でしょうか?

講師は、”先の先”と”後の先”は言葉・意味共に知っていたのですが、その他の言葉:”対の先”・”後の後”・”先々の先”・”先の後の先”・”先”等はハッキリとは意識・認識していませんでした。

そこで、インターネットで、これらの言葉をキーワード検索をしてみました。

以下がその検索結果です。(複数の結果を羅列します)

1)”後の先”:相手の技が出きってしまい、居着いた瞬間に間髪入れず攻める。相手が仕掛けてきたところを制して打突するとの説明です。

・剣道では、相手が斬りつける体勢での修正が効かない状態で、相手の竹刀を避け、相手に斬り返す技である。当然、柔道、相撲、空手でも同じ言葉が使われる事があり、所謂、カウンター技とされているようです。

・剣術用語で相手が仕掛けてきた技に合わせて掛ける技。別名はカウンター、返し技(かえしわざ)と言われているそうです。

相手の裏をとり、最高のポジションで技を返し極めること。 それには相手に技を出させなければならないが、これは先の先につながる。 あくまでも気力・気迫で相手を押していくことが重要であるとの事です。

相手に技を発動させて、その技の隙を打つという意味の様です。 (攻めて相手を引き出し面を打たせておいて胴に抜くとか、小手を打たせて摺り 上げて打つなどと、具体的な打ち方の例が明記されている様です)

・将棋では後手を引いたように見えるが実際は先手となるような指し手の事との説明です。 相手の攻めを利用して反撃などや、ゆとりをもって分かったうえで相手攻撃を受けるなどの意味を表すこともある様です。

・後手を引いて相手に手番を渡すものの、次に狙いがあるため、相手が対応を余儀なくされる手のことの様です。相手が対応に一手かけるため、結局こちらに手番がまわります。つまり、一見後手を引いているようでありながら、次の展開を決める主導権がこちらにあることを意味します。実現が難しいので、頻繁には使えないとの事です。

2)先(=対の先、=先前の先):相手が技を出した瞬間、懐に潜りこみ攻める(いわゆるカウンターとの説明が有ります)。相手の動きを察し、自らもそれに対する技を出すという技との事です。色々な解釈の方法があるようですが、一般的には仕掛け技のことという解釈が多い模様です。

・相手の動きを察して、自らもそれに対する技を出すという技との説明です。先は対の先、先前の先と同じとの説明と、剣道では、機先を制すること、とのコメントが有ります。

・相手の機先を制するという意味です。つまり、動作の起こりを打つという意味の様です (相手が打とうとする動作に合わる出端のカウンター技の模様です)

3)先の先:相手が攻めよと思考した瞬間攻撃する。 こちらの機先を制しようとする相手の心の起こりを打つという意味の模様です。 こちらの出端を狙っている相手に攻め入って、相手が打とうと思う瞬間を打ちます。 打とうあるいは、受け止めようとして剣先や手元が上がったところを小手や胴に抜いたり、技を起こす 離陸体制に入る瞬間を面に仕留めたりとの説明が有りました。

4)対の先相手の動きをあらかじめ知ってそれに負けぬように動作を起こし、同時に仕掛けながらも一瞬早く打ち込むことを言います。 例えば,前手逆突きのワンツーで攻めてくると分かって,相手が前手突きをしようとした瞬間,身体を沈めて中断逆突きのカウンターを入れる場合が対の先にあたるとの説明です。

5)後の後<=誤りの言葉の様で、この言葉は無いとのインターネット上の情報に到達しました。(継続調査予定です)

6)先々の先:まだ目に見えない心の動きを覚り自分から攻撃する技の様です。こちらの心の動きを捉えようとした相手の心の起こりを打つという意味で、攻め合いの中で相手の目の色の変化をとらえて、技を繰り出します。こちらは いつでも飛び出せるようにしながら、中心をとったり、剣先を抑えたり、裏をとったりして 目の色が変わる瞬間、自分の技を捨て身で繰り出します。

7)先の後の先:インターネット上に言葉は出てきたのですが、意味説明が見当たらない様です。(継続調査予定です)

8)先前の先=対の先=待ちの先打ち返し、体をかわして引き外し、抜き、などして、相手の気のひるんだところを打ち込んで勝つ技との説明があります。

インターネット上の情報をこうして並べてみると、一部のみ将棋由来ですが、他は全て、格闘技由来の説明が多いようです。

また、複数の検索キーワードで”カウンター”という同じ言葉の記述が見受けられます。

ただ、講師は田舎で、父親からやはり将棋の手ほどきの中で、初めてこの言葉(”先の先”か”後の先”のどちらかだったと思います)を聞いた気がしています。その後、講師は中学・高校と剣道・柔道を学んでおり、その中で、他の別な言葉に触れた気がしています。

その後は、東京に出てきて、色んな書店で雑誌や書籍に触れ、インターネットが普及してきてからは、インターネットの情報確認を中心に雑誌や書籍で補完をして活用しています。

尚、”カンター”の言葉ですが、複数のキーワードの検索結果で記述されていても、講師はあまり矛盾を感じません。何故なら、共に勝利する為の言葉・技術であり、”カウンター”所謂”切り返し技”は、勝利の要因・主因となり得るからです。

例えば、”先の先”ですが、この意味は結果的には相手より先に打つという事になると思います。先日投稿した”若かりし頃の不思議な体験?”の事象そのものと思えます。友人が、殴りかかってくる前に、機先を制して、相手の重心を崩して、倒れかけさせるのですから、”先の先”の定義に合致していると思えます。

後の先”は、逆に相手に攻めさせる必要が有ります。この事象で講師が思い浮かぶのは、過去の数多くの戦で行われてきた”伏兵”です。事前に攻めてくる相手の道筋を見極めて、戦が起きる前に自軍の兵を丘の上などの攻撃に優位な場所に配置して、相手軍の兵が目の前を通る時、一斉に攻撃して、大打撃を相手軍に与えるのが伏兵の定義と思います。明らかに相手に攻めさせたうえでの必勝策ですので、”後の先”の定義にかなっている気がします。

皆さんは、”先の先”・”後の先”等の言葉をご存じでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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