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#118 Z世代採用の積極化

Z世代とつくるコロナ後

今日はこちらの記事をアウトプットしていきます。

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https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20200526&ng=DGKKZO59536570V20C20A5TCR000

概要

日本企業が今も脱し切れていないのは「モノ、便利、正解の3つの過剰」であり、それを打ち砕くのはZ世代である。

社会的課題が起点となって次々と開発されたのが日本の家電製品だった。だが、そうした課題に対する正解はすでに一通り発見し尽くされ、市場も成熟化が著しい。

課題とは今後、空気のように身の回りに存在するものではなくなり、努力して、あるいは特殊な技能で見つけ出すものになる。

Z世代の最大の武器は、インターネット検索とSNSの先でつながる最新情報や、つながる仲間たちとの協業だとされている。Z世代が社会の中核を担うようになれば至極当たり前のものとなり、社会も間違いなく一変していく。まさにニューノーマル(新常態)だ。「便利や正解の過剰」に行き詰まったと感じる日本企業にとっては変革をもたらすであろう世代であり、新たな「課題」を提示してくれる世代にもなりうる。

世界では国家主導でZ世代の本格的な活用に動く例もある。韓国やインドはブロックチェーン(分散型台帳)を使った自動車社会、行政サービスへの移行を構想中だ。それらはGAFAなどプラットフォーマーのデータ独占を避けるのにくわえ、実現する頃の社会の中核的担い手がITリテラシーの高いZ世代だという背景がある。

残念ながらZ世代の日本の大学・社会人1年生は現在、コロナ禍でオンライン授業やテレワークの毎日だ。だがその潜在力からすれば現状は容易に乗り切れるはずだ。企業も国もこの世代にもっと注目し、大事に育てながら力を活用していくべきなのだろう。

自分ごと化

今こそ「Z世代」、すなわち新卒の採用に力を入れていくべき

Z世代の周りには当たり前にテクノロジーがあり、それを扱う術を持つ人が多く存在する。例えば、大学のころから事業を始めたり、ブログで収益化していたり、プログラミングで稼いでいたりする。そういったデジタルに強い世代を自社に取り込むことで、Z世代のユーザーにマッチしたサービスを展開していくことができる。

今こそ、Z世代の採用に力を入れるときだ。

コロナ禍の焦りから就活開始時期を早める学生が多いという。企業側もそういった学生のスピードに合わせなくてはならない。

SezakiN