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半年だけ働く。 村上アシシ

フリーランスになりたい方の後押しをしてくれる本。

筆者はITコンサルタントをフリーランスとして12年間、半年働いて、半年旅をするというライフスタイルを貫いて生活されています。

ITコンサルタントを目指す方にはピッタリだと思いますが、その他の業界に置いてフリーランスを目指す方にも役に立つ一般的な事が満載です。

個人的にためになったという点をいくつかご紹介したいと思います。

1. 単価を上げる
サラリーマンに比べてフリーランスは中抜き分が少ないので、手取りが増えます。本書ではそれだけで無く、市場価値の高い職種で、単価の高いポジションのサービスを提供する事で単価を上げることを勧めています。

確かに、フリーランスとなると手取りを一番に考えてしまいますが、その先の市場価値、さらにはポジションを考えるという人は少ない気がします。

2. 「得意なこと」で稼ぐ
「好きなこと」ではなく「得意なこと」で稼ぐことを推奨しています。さらには、サラリーマン経験を積んだ方が良いと書かれています。

確かに、能力の高い方やサラリーマンをやりたくない方などを除く、一般的な能力であると自分を評価している方にとってはサラリーマン経験からキャリアをスタートする方が現実的かなと個人的には思います。

3. 色々なものを捨てる
本書では、半年だけ働く。スタイルを貫くために色々なものを捨てることを推奨しています。固定の住居、持ち物、人間関係、手帳、腕時計などなど。
さらには、Googleドライブ、Googleドキュメントなどのクラウドサービスに依存することも勧めています。

つまり、人生を楽しむために所有を捨てて、効率的に生活をしていこうという提案です。
全ての方が同じことは出来ないと思いますが、まだまだ無駄が多い自分の生活をより効率的にできるヒントが書かれていました。
私も実践していきたいと思います。

これからの時代、自分らしく生きるためにフリーランスという選択肢も持っていても良いのでは?と思える本でした。

このnoteで紹介した内容は本の一部だけなので、気になった方は、是非本書を手に取って読んでみてください。

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