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女らしさは、誰のもの? ROSIER by Her lip to

会社員時代、私はいつもイヤだった。
お気に入りの服を着て出社すると「今日はデート?」と聞かれることに。

理由は大体、検討がつく。

私は、ルミネで買えるような系統の洋服が好きだ。 フェミニン系、OL系、コンサバ系ともいわれるのだろうか。ファッション誌でいうならば、いわゆる「赤文字系」と呼ばれるジャンル。

「赤文字系」と検索をかけると、「好感度やモテを意識したファッション」「男性を意識したコンサバファッション」などと説明されている。

つまり、私の好きな洋服は「異性の目を意識したファッション」、要するに「デートっぽい服」なのだろう。

たったそれだけのことなのに、私はとてもイヤだった。

自分が好きで着ているだけの洋服を、異性の目線を意識したものだという前提で見られてしまうことに。

だって、自分のために着ているんだもの。「モテるため」「異性のため」などではない。

(モテるために、異性のために洋服を選ぶことが悪いと言いたいのでは全くないです)

女性らしさを選ぶ自由


すきなブランドのひとつに、「Her lip to(ハーリップトゥ)」がある。元AKB48のメンバー、「こじはる」こと小嶋陽菜さんがプロデュースしているアパレルブランドだ。

今年の9月には、ファン待望のランジェリーブランド「ROSIER by Her lip to(ロジア バイ ハーリップトゥ)」がローンチされた。

公式ウェブサイトには、ブランドのコンセプトが次のように綴られている。

『女性らしさ、を選んでいこう

多様性を尊重する時代だからこそ
女性らしさを選ぶ自由を肯定したい

手に入れたいのは、
気高く優美なアティテュード
それでいてアワーグラスのような
淡く儚いシルエット

まるで相反するエレメントをちりばめ
私たちは素肌に纏う

心もからだも柔らかくサポートし
どんな時でも魅力的に魅せてくれる
リュクスなランジェリー

ROSIERが
あなたの内側から自信と
光り輝く美しさを引き出します』

このコンセプトを読んで、お気に入りの服を「デート用の服」と言われることにモヤモヤしていた理由がわかった。

私は、「自分のために女性らしさを選ぶ自由」を尊重されたかったのだ。

多様性を受け入れようという意識が高くなった社会において、「女らしさ」を意識したものは、しばしばステレオタイプのように語られることがある。

でも私は、たまたま身体も心も女性で、ファッションも女性らしいものを楽しみたいだけ。

それは、周りに合わせているからとか、恋愛対象から好かれたいからとか、そのほうが生きやすいからとか、そういった理由じゃない。「女らしさ」を押し付けられているわけでも、もちろんない。

ただただ、フェミニンなものが好きで、それを自分の意思で選んでいるだけ。

だからこそ、ROSIER by Her lip toの『女性らしさを、選んでいこう』という主体的な言葉にはとても共感した。

見た目がかわいい、だけじゃない


プロダクトにも、このコンセプトは反映されている。

私は今年第二子を出産したあと、妊娠中に増えた体重は全然戻っていない。むしろ、出産を経て随分と体型が崩れたように思う。まだまだ育児に仕事にいっぱいいっぱいで、トレーニングや食事管理なんて全然できていない。

……それでも、「女性らしさ」を楽しみたい。モデルのような体型じゃなくても、「かわいいもの」を身に付けたい。

そんな選択を尊重してくれるかのように、ロジアのナイトブラはレースがこれでもかというほど伸びる。

産後太りに悩む私の身体も、やさしく包んでくれる。 ナイトブラはワイヤーが入っていないので、産前産後用のカップインキャミソールに慣れてしまった締め付けが苦手な身体でも、全然苦しくない。

ショーツも、ハイウエストのデザインになっており、できてしまった妊娠線も素敵なレースですっぽり隠れる。

「ランジェリー」というところが、またいいのかもしれない。

母になると、役割上「自分のためだけに選んだ服」を着る機会はやっぱり減ってしまうし、着飾ろうとするとつい「痩せたら」「子育てが落ち着いたら」なんて思ってしまう。

ましてや、芸能人がプロデュースしているプロダクトだと、「私はこんな容姿・体型じゃないから着こなせないかも……」なんて気後れしてしまう。

だけどランジェリーだったら、人目が気にならないから「自分のため」だけに選びやすいし(人目を気にしなければいけない、という意味ではなく、自分の気持ちの問題)、

子供の肌に直接触れるものでもないから自分の好きなデザイン・素材感を選べる(私がもう授乳をしていないので、そこらへんの使いやすさはレビューできないのだけれど)。

ナイトブラのサイズ展開がSとMだけで、自分にも着用できるか不安だったのだけれど、前述の通りものすごく伸びるレースと絶妙なフィット感のおかげで普通に着用できた。スタッフさんのレビューを拝見する限り、G70くらいの方まで着用できるそうだ。

見た目や世界観だけでなく、ランジェリーとしての機能性まで最高なロジアのランジェリー。

『多様性を尊重する時代だからこそ
女性らしさを選ぶ自由を肯定したい』

うん、「女性らしさ」を選ぶ自由、肯定してもらえました。

いや、自分の選択に、肯定も否定もされなければいけない理由はないんだけれど。

それでも、背中を押してもらいたいときって、あるじゃないですか。

自分の気持ちに正直に、「女性であること」を楽しんでいきたい方。1年頑張った自分へのご褒美に、ロジアのランジェリー、おすすめです。

▼ROSIER by Her lip to公式サイト

▼小嶋さんのこだわりや開発秘話はfashionsnapさんで読めます

※なんか宣伝っぽくなっちゃったかもしれないけれど、ただのファンです。笑

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