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「任せる」という言葉の重さ

「任せる」という言葉の意味を今一度考えてみました。

こちらによると、次のようにあります。

1:自分の権限などを他の人に譲って、仕事を代行してもらう。ゆだねる。まかす。 「店を息子に-・せる」 「君の判断に-・せる」
2:相手のなすがままにさせる。まかす。 「ご想像に-・せる」 「相手の殴るに-・せて抵抗しない」 「身を-・せる」 「運を天に-・せる」
3:進むままにしておく。まかす。 「足に-・せて山道を歩く」 「筆に-・せて書き連ねる」
4:物事が自然に推移するのを、そのままにする。放置する。まかす。 「庭を荒れるに-・せる」 「成り行きに-・せる」
5:自分のもっている力や時間を十分に使う。まかす。 「力に-・せてドアを押しあける」 「暇に-・せて本を読みあさる」
6:ある事柄に従う。 「憚る所なく、例あらむに-・せて…きびしう行なへ/源氏 乙女」

主に仕事などで使うときは、1の意味が多いでしょう。どうやらポイントは、「自分の権限などを他の人に譲って」の部分のように思います。なかなかこの部分が難しいのにも関わらず「任せた」とついつい言ってしまいがちです。

任せるという時に、権限を譲ってるだろうか。と考えてしまいました。譲ると放棄するとは違いますよね。時々、放棄する人もいますが笑。ちゃんと権限を譲った上で、後輩や仲間に任せることができるようにしなければならないなとふと思いました。そして合わせて感じたことは「任せる」ということは「信じる」ということともイコールなようなものだということです。

まとめますと、

任せるということは自分の権限を他の人を信じて放棄せず責任を持って譲り、仕事を代行してもらう。そして出来上がったものに対する責任は任せた側にあり、出来上がったものに対する好評は任せた人にある。

そんなところかなと思いました。しっかり考えてみるととても重みのある言葉なんだなと感じるとともに、丁寧に使いたいと思う次第です。

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