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PDCAというけど、そこに潜む2つの課題
PDCAという言葉はよく聞きます。よく聞く言葉というのは都合がいい言葉であることも多いわけです。都合のいい言葉というのは、言葉が先行してしまい実は中身がないっていうことも多いのです。
今回は僕が思う、PDCAという言葉がもつ課題を挙げてみます。課題が見えることで対策を打つことができると思いますので、ぜひ参考にされてください。
どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。よかったらフォローやスキ、コメントいただけると嬉しいです。ツイッターのフォローもお願いします!
PDCAの課題1)PからDが遠い
書籍から改めて感じたことではあるのですが、計画に時間をかけすぎるということをよく見かけます。
こちらの読書感想文にも通じる部分がありますが、多くの場合PからDの距離が遠いことが多いです。これはいくつかの要因があります。
✅ プランに時間をかけすぎてしまうこと
✅ 実行に向けての段取り(承認や根回し)が異様に長い(多い)こと
✅ プランで体力を使いすぎてしまうこと
だいたいこの辺りです。結果的に「実行」に移ることはなく、その間に世間の変化や時代の進み具合にマッチできず、「計画倒れ」になったりします。さらに厄介なのは、この実行に移らなかった原因を追うことがあまりないということです。
先ほど掲げた要因を認めたくないのか、そこ確認をしないまま通り過ぎて「俺も同じこと考えていた」という変な自己満足に酔いしれるわけです。そんなのただの負け惜しみですから気をつけた方がいいでしょう。
PDCAの課題2)1周しない
この話をすると結構共感を得るので、あぁみんなそうなんだと思うわけですが、PDCAが1周しないんです。
PDCAをまわしましょう
とよく聞きますし、よく言います笑。しかしながら、僕の知る限り1周せずに終わってしまうことが本当に多い感じがしています。「いや、回してる」という声も聞きますが、一部勘違いがあるような気もしていて、別のプランであるということがあるようにも思います。
つまり、見え方の問題ではありますが、別のサイクルが始まってしまってる。新たな起点ができているということです。
ひとつの課題解決をPDCAと1周できないことが多いんですね。
この要因は、課題1のDまでの距離が遠いというものもあるかと思います。そこに時間をかけてしまったり、プランで満足してることによって、ようやくの段階で実行に移せたとしても、、、
✅ その段階でだいぶ体力を消耗してしまっている
✅ 時間が経ってしまって、他のことをしなければならない
といった状況に陥ってしまい、1周しないまま終了・・・みたいな状況になってしまうのです。
課題を解決すればいいのだ
これは僕の視点ではありますが、この課題2点をあらかじめ理解しておくことでやるべきことはこの解決をすればいいのです。つまり
1:さっさと実行する
2:さっさと1周させる
これしかないのです。名付けて「さっさとPDCA」です。ださ。
PDCAという言葉はとても便利な言葉です。それっぽく聞こえますし、それっぽく納得のいく言葉です。ですが、それこそ、PDCAサイクルを回すというアクションを起こすことが大切なのです。
「さっさとPDCA」ヨロシク。
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