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全体の捉え方

全体を捉える力はとても重要だと考えていますが、この「全体」というのがどこまで?ということを念頭におかねばならないと思います。今日はそのことについて書きます。

全体の範囲

全体という言葉にも範囲があります。広げていけばいくほど途方もない世界に言ってしまうので、「全体」といいながらある程度の範囲があるはずです。問題は、その範囲を分かった上で会話ができているかということになります。僕が日々コミュニケーションの話題をあげるときに気をつけるべき点として言っている曖昧な表現に関連します。

範囲があることをきちんと意識すること、そしてその範囲は全員が同じではないということを意識することが大事だと思います。また、たとえ、「○○の全体」というように「何の?」という部分が説明されたものであったとしても、ちょっと待ってみましょう。「○○」は共有できていますか?曖昧だったら曖昧に曖昧がかけ合わさった言葉になってしまっている可能性があると思うのです。

全体の見方・捉え方

「木を見て森を見ず」なんて言葉がありますが、森をどの範囲まで見渡せるかはどこまで高い位置からみているかということになります。これは偉そうな位置でみるということではなく、物事を俯瞰してみること、さらには客観的にみることです。その昔こんな記事を書きました。

ただ注意しなければならないこともあると思います。全体をみるだけではダメだということです。全体をみるだけになってしまうと、全体を全体と捉えることができなくなると思います。ときには、詳細をみる。この切り替えが大事だと思うのです。

木を見て森を見てもう一度木を見る

とても難しいことですし、この結果悩みも多くなるかもしれません。ただ、例えばリーダーならば組織的にどうしたらいいかという全体の考えと、個人の悩みによりそうという詳細の考えを両方持ち合わせないといけないと思うのです。何度もいいますが、これは難しいこと。以前「配役」という言葉をつかって書いた記事がありましたので、こちらもシェアします。

結局はリーダー論になってしまいましたね。

自戒を込めて今日は書きました。

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!