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僕のリーダー論「ポジショントーク」

じゃーん!としたタイトルです。
この春から新しいリーダーになった方も
多いんじゃないでしょうか?

また、この春からリーダー2年目って人も
多いと思います。

そんな人たちのためになればと
それなりにリーダーを経験して、一時はそれを降りて、、な僕が紡ぐリーダー論です。さて始めます。


リーダーになると増えるものにはいろんなものがあります。責任、権限、抱えるメンバー、マネジメント作業、決裁決断作業などなど。
そんなものの中でひとつ取り上げたいのが、
ポジションです。

正しい言い方ではありませんが、わかりやすく言うと、これまではヒエラルキーの下にいた自分が少し上に上がった。これがリーダーのポジションです。

社会ですから、上下は存在します。
自分が以前よりも上になったからと言って、
その上から見ればまだ自分は下です。

「中間管理職」こんな言い方もしますが、
ほとんどが中間です。リーダーとは言え厳しいっすね。

さて、なんでこのポジションの話をするかですが、位置の話をしたかったわけじゃありません。お話ししたいのは「ポジショントーク」です。

そう、リーダーになって増えることの
1つにポジショントークがあるということを
割り切ったほうがいいと思います。

悲しいかな、1,2年目のリーダーというのは
まだ与えられる指示の方が多いのが特徴です。

しかし、与えられた指示を
そのままメンバーに下ろしていては
そのリーダーの役目はなんでしょう?

ここでポジショントークです。

リーダーとしての立場での話と
個人という立場での話

この2つをきちんとわけて考え整理し
できれば、伝えることです。

「〇〇の立場で話せばこうだ。〇〇の立場で話せばこうだ」

ということです。分けて話すのです。

あなたにも個性があります。
個性のないリーダーはリーダーではありません。
リードして初めてリーダーです。

これは僕の周りなのかもしれませんが、
リーダーになりたての人から受ける悩み相談の内容の中で重心が強いなと思うのが「リーダーとして」と言う部分です。

確かに力が入るのはわかるんですが、
そんな時に必ず返すのは「自分らしくできないとダメだよ」です。

「リーダーとして」と「自分らしく」は
残念ながら、かなりな権限を渡されない限りは
ひとつにはできません。これ重要です。

ですから「リーダーとして」と「自分らしく」を分ける思考を持つのです。

この感覚に初めのうちから慣れるようにしておくと、例えば主任から係長へとか係長から課長へなど新しいリーダーになったときでも、自分より下(この表現嫌いだけど今は仕方ない)のそれぞれのポジションが増えていき、色んなポジショントークができるようになります。

こうかくと、あっちではこう言い、こっちではこう言いな八方美人的な聞こえ方になるかもしれません。

違うんです。「自分らしく」を1つはポジションとしてしっかり意識しておくとそれが軸になると信じてます。

その軸があれば
ポジショントークはあくまで表現のバリエーションになります。

逆に「自分らしく」がなくなると
ポジショントークは八方美人的な見え方になりますね。間違いない。


今回のタイトル、タイトルだけだと
なんかせこい感じがしますが、
これは自分を大切にするための思考方法だとも思います。

もしよかったら試してみてくださいね。

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!