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「質問」は高度な技だと思う。

質問というのは、高度な技だと思っています。
今回はそんな話です。

みなさん、「質問」ってできますか?

学生で言えば、授業で、、でしょうし、
社会人であれば、会議や打ち合わせや
勉強会やセミナーが「質問をする場」でしょう。

なかなかそういう場で「質問する」というのは
難しい行為だど思います。

これは僕の考えではありますが、

質問は相手との距離が近くないとやりにくい

と思うのです。ここでいう距離には二つあります。

ひとつ目は、関係性という距離。
カジュアルに会話ができる相手であれば
質問はやりやすいです。
なぜなら、相手も自分のことを知ってくれているから。
そういう環境であれば質問はしやすいでしょう。

二つ目の距離は、知識や経験の距離です。
相手が持つ知識や経験と
自分が持つ知識や経験の差が
少なければ質問はできるわけです。

例えば僕が
イチローさんの野球講座を聞いても
おそらく質問はしにくい。
理由は僕は野球をしてないし、
イチローさんのキャリアは程遠いからです。

極端な例でしたが、
この距離感によって質問のしやすさは
左右されると思っています。

さて、よくあるテーマとして
「質問がないのは興味がない証拠」
みたいに圧がかかることがあります。

これは、半分正解で半分「んなこと言うなよ」
と思うのです。
それは距離感があるからです。

質問の前に「うわぁすげぇ」と
なってしまったら、興味はあるけど、
興味は湧いたけど質問はできる状況でない。
そんなことがあるわけです。

何を質問したらええんだろ?と
浮かばないのです。
それを「興味がない」とはなかなか乱暴。
これが僕の意見です。

ただ、確かに
勉強会やセミナーをリードしてる側からみたら
質問があれば活性を感じますから
ないよりはあったほうがいい。

ではここで、ですが
「質問」は参加者だけが責を負うものか?
という疑問です。

僕の答えはNoです。

「質問により活性化させたいのはだれだ?」

です。それは主催者でありリードする人であり
発表者です。

質問を促す環境はできてるか?
質問が出やすい内容か?

これを一回問うてみるのも必要じゃないか?
と思うわけです。

あと、もう一つ。
「活性化は質問じゃないとダメか?」
です。

僕の提案はこうです。

勉強会などでは
感想や気になったワードをアウトプットできるようにすること

です。
やってみたらわかりますが、
気になったワードが返ってくるだけでも
発表者は掘り下げたり反応が見えます。

先程の話ではありますが
「すげぇ」というアウトプットでもいいのです。
興味がある証拠です。

質問しかアウトプットを許さない
そんな風な勉強会やセミナーは
少し参加者としてはやりにくい。
でありながら、質問に対して圧がかかる。
なかなか厳しいです。

とこんなことがあるから
サクラで質問者を募るみたいな
感じになるのです。

僕はこの質問者のサクラは
大嫌いな案です。何の意味もない。
呼水になればまだいいですが、
基本台本のままみたくなります。

そんなのいらねー。が本音。

最後に改めて。
「質問がないことを参加者の責にしてはダメ」
「活性化させる方法は質問だけじゃない」
ということです。


ということで、コメントや質問お待ちしてまーす笑

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!