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生きていて個人の人生に歴史があると思う瞬間

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外国人と話して盛り上がれないのってまさにここなんだよね
https://youtu.be/Wwugk1lBcWI
背景や歴史について共有できていないものが多いから、いちいち説明する必要があること。わかる前提のハイコンテクストな状態はテンポが良いし、咄嗟の笑いも起きる

同僚とゲームが終わった瞬間に虚しいという話をしていたら、「ゲームは終わった後に途切れてしまい、その経験をそのまま引き継げる何かがない」ことが理由だということがわかり、はっとした。本や映画はいくら感情移入しても極論は他人事。ゲームは操作して動かす自分の分身。そのキャリアが絶たれる

家にあるものの7割は1年以内に使わないものばかりだけど、それらを捨ててミニマリストにはなりたくない。それらが無いのは味気ないから。見るだけでそれと共に過ごした時間や想いを想起できる自分の一部感があるし、自分の家には物が揃っているという安心感がある

歴史をステート(状態)として捉えると、子供はある程度ステートレスで大人はステートフル。中学生くらいなら処理能力も大人とそんな変わらないから差分はステートの量。楔として打ち込まれた経験の歴史が大人の頭には渦巻いてしまう

「命をかける」とは短期では「結果によって命を落とす」ことを受け入れることだが、長期では別の意味を持つ。狭義では「時間をかけること」、広義では「持っているものをなげうつ覚悟があること」。時間かけるだけでは漫然とする可能性があり、没入が伴う必要があるため広義の意味がある

物事が決まったり起こる背後には合理的理由か経緯がある。状況説明はこの2つについて行われる。経緯の方は厄介でこれはすなわち、歴史の共有である。肌感覚で感じてるようなことも候補に含めできるだけ簡潔に話す必要がある。これは意外と難しい。事情説明しないで、体感した身内で固まるのわかる

笑的に面白いかどうかには実は技術以外の要素がある。それは排他性とかけたコスト。つまりはどれだけ思い入れがあるか。自分しか知らない、長い間それと付き合ってきたか、は面白さを増幅させる。かってに改蔵でニッチな方が面白いっていうこと言ってて確かにと思った

「◯◯は自分に向かないからやめとく」という直感はおそらく正しい。自分に向く、というのはそれ自体をやったことなくても、似たようなことに対して日常で時間をかけていることが多そう。逆に向かないことは類似のことにも時間かけてないんだからそりゃ失敗する。理由なくできるのはそんなないから。

人間の記憶って揮発性メモリでバックアップが無い脆弱な作りだと思う。電源みたいな心臓を1度止めただけで復活させられない筐体。ステートフルな記憶媒体の管理方法として最悪。だけどここがケアされたら本当に死ねない身体になってしまうんだと思う。

「ちょっと指摘したくらいで全部否定された気になるんだよな。そうじゃないってのに」…

プログラミングのレビューとか、指摘とかした後にしてほしい模範対応は「わかりましたー」って…

幸せとは未来に対して希望をいだいてる状態。自分の歴史を認識する

何も説得的でも無く論理的でもない思ったことメモを書きます。 幸せとは何かを考えてみました…

私たちがかけた時間を大切にしちゃうことについて。自分の歴史=賭けた時間。サンクコ…

たまには哲学科卒っぽいこと話します。とはいえ、存在と時間もほとんど読んでなく、有名な言葉…

感動と歴史、演技と歴史

ブックオフのCMを見て、「その芝居じゃ同情を買えないわ」って言ってるのを見て、ふと芝居や演…

シュタインズゲートを見ていて過去改変の話がすごく怖い。自分のアイデンティティになっているような過去や歴史が絶対的なものじゃなくなるんなんて揺らぐ。それほどまでに可能性が事実に変わるだけで重くなる。「事実」やその堆積の「歴史」が私たちの認識に欠かせないファクターだと強く感じられる