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海外で郷土料理を作ることからの気づき

食に関する記事や動画を見ることが大好きです。海外在住で美味しい日本食が簡単に食べられないところに住んでいることもあり、余計にそう思ってしまうのかもしれません。

父親譲りで美味しいもの、温泉が大好きで、
日本にいた頃は、
デパートの物産展や
これが美味しいと聴けばレストランへ行ったり、
お取り寄せしたりしていました。

こうして書いていると、血は争えないのだとつくづく思う。
お金に糸目なく好きなものに投資する父が理解出来ず苦労していた母。
田舎で商売をしていたのでお客様からお米や新鮮なお野菜をいただくことも多く、与えられるものを大切に調理する母でした。東條百合子さんの本を愛読書にしている人で、出来れば添加物がなるべく少ない方が良いと忙しい商売の中なんでも手作りする人だった。

父はお金に糸目なく好きなものを買ってくる父
地産地消の地元で取れる野菜を活かした調理をする母

こうして文字にして見ると、
わたしの食のベースにあるものは
両親から受け継いだものだ。

昨日はイギリスでも郷土料理を作ったのだが、
海外にいてもやっぱり郷土料理が食べたくなるのは
わたしにとってはヒーリングフードだからなのだと思う。

海外在住者が手に入る材料で工夫しながら日本食を作ることで得られる満足感があると思った。

食べたいからというのはもちろん
作りながら作り方を教えてくれた人のことを思い出したり
ふるさとへ想いを馳せたり
子どもたちに日本食について話す機会になったり
日本にいたら作らなかったであろうレシピに挑戦したり、
さまざまな経験になっていると思った。

イギリスと日本のミックスである子どもたちに食を通して両親や周りの人から受け継いだ大切なものが伝わったらうれしいなと思う。

みなさんにとっての郷土料理、ヒーリングフードはなんですか?

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