【京都旅】京都を離れたからこそ気づいた、この街の7つの魅力。
こんにちは、ショウヘイです。久しぶりに京都へ行ってきました。
2023年の春まで6年間住んでいた京都。今は地元・愛知県にUターンして住んでいるのですが、京都を離れてみて改めて感じた京都の7つの魅力について書きます。
☑️山が近くてホッとする
僕は愛知県の山間部の方で生まれ育ちました。東京や名古屋の中心部に出たときに感じるのは、ビルが多くて、空が狭くて、ちょっと息が詰まりそうな感じ。そしてなんといっても山が見えないのが、なんか不安になる。京都は街のどこを歩いても大体山が見える。
今僕が住んでいるのは濃尾平野の真ん中あたりで、高い建物に登ってようやく遥か彼方に山脈が見える程度。どこにいてもいつも山が見える京都盆地での生活は、山で生まれ育った自分にマッチしていたんだなと改めて思いました。
☑️京都には鴨川がある
そう、京都には鴨川がある。桂川ももちろんいいけど、やっぱり鴨川の河川敷が好き。大袈裟かもしれないけど、日本で一番好きな場所。
京都移住を考えたきっかけになったのも鴨川でした。大学生の時、京都の大学に通う友人に誘われて出町柳の河川敷に座ってビールを飲んで語りました。「街のすぐ近くに、自然が綺麗でのんびりした場所があるって最高」「社会人になったら鴨川の近くに住もう」と直感で思いました。京都では3か所住みましたが、どれも鴨川に歩いて行けるエリアを選びました。毎週サイクリングか散歩かランニングをしていました。鴨川は散歩をする人が本当に多い。庶民の憩いの場としての鴨川が大好きなんです。
☑️一乗寺「あいかむ」のチキンカツがある
京都にいる間、いろんなお店に行きました。仲が良かった左京区出身の先輩に、地元の人しか行かないようなお店をたくさん教えてもらって行きました。特に、何度も通ったのが一乗寺の「あいかむ」。
仕事でヘトヘトになった時、原付を走らせてよくあいかむに来ました。梅おろしソースと「サクッ、ジュワッ」なチキンカツの組み合わせが絶品なんです。どれだけ疲れていても、これ食べたら元気になります。仕事でしんどい時、あいかむには何度も救われました。
今回の訪問で注文したのも、もちろんチキンカツ。久しぶりに食べたので涙ができるほど美味しかった。
☑️京都には恵文社がある
また一乗寺の話。一乗寺には、美しい書店「恵文社」があります。
社会人2年目の仕事終わり、あいかむで夕食を済ませたあと家に帰ろうと思って原付を走らせていると、レンガ造りのひときわおしゃれな書店を見つけて入りました。それが恵文社一乗寺店でした。
大学生の時は映画や音楽などのサブカルチャーに興味がありましたが、社会人になって仕事が忙しくなるとだんだん距離が離れてしまいました。店内で音楽や写真の本などを手に取り読んでいると、仕事のことが頭から離れてちょっと気が楽になりました。「芸術に触れるって大事なんだな」と思いました。
今でも、恵文社はインスピレーションの宝庫です。今回もビビッと来た雑誌を2冊買いました。
https://papersky.jp/papersky-no-69-dreamy/
https://mishimasha.com/books/9784909394989/
☑️魅力的なホテルが多い
これは住んでいたころにはあまり気づけなかった魅力。世界中から観光客が集まる京都なので、魅力的なホテルがたくさんあります。僕は京都駅近くの東寺道に住んでいたことがありますが、京都駅前は特にホテルが群雄割拠な印象。
今回泊まったのは「レフ京都八条口byベッセルホテルズ」。元々このホテルの前を週1回は通るほど、ご近所さんのホテルでした。京都を離れた今だからこそ、ホテルに泊まろうと思ったし、その魅力に気づけました。
☑️コンパクトシティ・京都
古いものと新しいもの。自然と都会。その境界が曖昧で、見事に溶け込んでいるのが京都の魅力です。また、京都で仏教に触れたこと、ミニマリズムに出会ったことは僕にとってとても大きかった。
京都はとてもコンパクトな街です。古くてでかい建築が多い中で、これだけ道路、地下鉄やバスを張り巡らせているのはなかなかすごいことじゃないかなと思います。移動も便利です。基本自転車があればどこへでも行けます。僕は通勤するときに原付や自転車を使っていました。休日はオーバーツーリズムで観光客で溢れかえってる京都ですが、平日ならそこまで渋滞はしません。朝の人の少ない河原町通や川端通を通るのはなかなか気持ちが良かったです。
☑️人が好き
なんか京都人の世間からの評判めっちゃ悪くないですか?何百人と京都出身の方と関わってきましたが、よくいわれるような意地悪な京都人、僕は見たことありません。
観光地としての京都は華やかな印象を受けますが、実際は長い歴史ゆえに格差や貧困といった問題を抱えてきた地域も多いです。そのせいか、地域のために行動できる人やハングリー精神のある人は多いと感じます。
僕はあんまり県民性とかを鵜呑みにしないタイプですが、自然とボケたりツッコんだりできる人が多い印象はあります。むしろ僕も結構ためらいなくボケたりするタイプの人間なので、そういう人が周りに多かったというのもあると思います。
今回の京都旅では前職の同期ふたりと飲みましたが、「やっぱりめちゃくちゃ気合うなあ」と実感。京都での出会いをこれからも大切にしたいと思いましたし、何より京都で出会った人たちが自分を成長させてくれていたんだなと改めて思いました。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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