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未だ来ない足音の残像

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海のそばに住み、
海の向こうの話を届け、何もかもを含み広がる波紋
大きな入口を持つ懐から育つ
未だ来ない足音の残像
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Flying Gallop
アクセサリー

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インスタグラム( @flyinggallop )で公開している詩のような言葉を、noteでは噛み砕き理解を深めていく試みです。

詩や言葉には、読み手の想像力を豊かにする力があります。
ただ、あえて言葉が生まれる背景にある出会いや考えを公開することで、言葉の選択や流れへの理解を深め、新たな想像力の源になることを目指します。

※どんな解説が有料となっているのか不安だと思うので、5本に1本程度、有料解説を無料公開していきます。今日はその日です。

▼詩をまとめた「words」マガジン

▼解説

少し話しただけでも、なんだか好きになる予感を持つ人がいる。
そんな空気はどうしたら纏うことができるのだろうか?
ひとつには、

育った環境が影響しているだろうと思う。
私の思い描く彼女は海のそばで育った。海は何も言わない。でも、なんでも聞いてくれる。彼女にとって、海とはどんな存在だろうか。

美術を通した教育活動に携わる彼女は、自分の中に答えがあっても人に押し付けることがない。「自分はこう思う」よりも「あなたはどう思うか」と耳を傾けてくれる。
日本的、という一言には違和感がある。おそらくイギリスで勉強していたこともあって自分の意見を持っている上で周囲に問いかけているのだと思う。言葉を出す順番の違いだけで、場の空気は変わるということ。自分と人との距離感がちょうどいい、彼女が纏う特殊な空気。

私にとって彼女は、入口をいつもあけていてくれる海のような存在で、そこに飛び込んで育つものは、自分だけの思考では決してつくることができないアイデアの予感である。
未来を楽しみにさせてくれる人に、私もなりたい。

【置き換えた言葉】
彼女 → 海
決してつくることができない → 来ない未来
予感 → 足音
アイデア → 残像

・単語をばらして文章にしてみる(未来 → 未だ来ない)
・本人を表そうというよりも、自分が受け取っているものを表現する

【おまけ】
彼女
opendoorartprojects



▼詩をまとめた「words」マガジン


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