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AIが書いていない純文学小説

待った。待ちに待った。ついに、この日が来た。
AIが書いていない純文学小説が発売されたのだ。

こんな機会、めったにないと思ったアタシは、ネットではなく
書店でその本を手にすることを決めた。

しかし、駅前の書店が潰れていた。
駅前、改札、踏切の横、路地裏。そんなとこにあるはずもないのに……。

結局、AIが書いていない小説をネット通販で購入した。

最高だ。最高すぎる。これはAIが書いていない小説だ。
これこそ至高。傑作。マスターピース。
8年ぶりの人間による芥川賞受賞も夢ではないはずだ。

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