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著者へインタビュー。「本を出版して何か変わりありましたか?」

こんにちは。ebookライター瀬田かおるです。

まず「ebookライター」とはなんぞや? と思われたかもしれません。
あまり聞き慣れないですものね。

わたしは、ebookライターとして次のような活動をしています。

・本を出したいけれど自分では書けない人に代わって執筆する
・本の構成からAmazonKindleダイレクトパブリッシングでの出版手続き

瀬田かおるのebookライター活動内容

これまで3冊の書籍に携わらせていただきました。
そこで今回、そのなかのおひとりから、電子書籍を出版した感想と出版後についてお話しをお伺いし、まとめたのが今回の記事となります。

お話しをお伺いしたのはこの方です

今回お話しをお伺いしたのは、Sooノート®術考案者の蓑輪恵理子さん。
恵理子さんは、わたしが初めてebookライターとして携わらせていただいた著者さんです。

出版した書籍はこちら。

Sooブランディングプランナー
福井県在住。元美容部員。手帳暦27年。10年以上家業の珈琲店を手伝いながら、カラーセラピストとして起業開始。現在は、手帳やノートを使いながら、カウンセリング・コーチング・対人スキルの技術や知識を駆使し、「心と身体の健康」を軸に、「私らしく自信を持って「私」を生きる」ための「Sooブランディングメソッド」を提供中。美容部員時代のメイク技術に加え、メイクセラピストとして学んだ心理学、外見の自信のためのパーソナルカラー診断など、見た目と内面の両面からのアプローチで「なりたい私」に導く。自分の価値観を明確にする「価値観マンダラグループコンサル」は、少人数制で、ひとりひとりに向き合った内容で人気。Sooノート1か月集中講座も開催中。
ホームページ https://www.puericolor.info/
アメブロ https://ameblo.jp/pueri-color
インスタグラム https://www.instagram.com/pueri_color.erico/

蓑輪恵理子著「Sooノート術」著者プロフィールより

恵理子さんの記念すべき1冊が出版されたのは、今年2022年の2月。
あと2ヵ月ほどで1年が経過するわけですが、出版してから何か変化はあったのでしょうか。

ebookライターとして出版までのトータルサポートをさせていただいたので、非常に気になるところです。

ebookライター瀬田かおるが著者へインタビュー

某日某所。恵理子さんと食事を楽しんだあと、インタビュー開始です!

Q1:「なぜ出版したいと思ったのですか?」

私の活動を一人でも多くの人に伝えたいと思ったからです。

だけど、この私に何が語れるのだろうかというのが正直なところでした。書いてみたい、でも私なんかが本を出すなんて……そんな想いが行ったり来たり。きっと夢で終わるだろうなと思ってました

それが、本を出版することに繋がったのは、「書いてみたら?」と言われていたのが大きいかもしれません。

Q2:「出版後にこうなったらいいなといった考えはありましたか?」

私の活動についてもっと知ってもらいたいと考えていました。

地方に住んでいるから活動には限界があるんです。

けれど、本を出版し多くの人に読んでもらえれば、私の活動内容が分かってもらえます。これは良い手段だなと思いました。

私の本を読んでもらえれば、どんな想いを持って活動しているのか、はじめから説明しなくても分かってもらえるんですよね。

それに印税のことは考えていませんでした。
本当に期待してなくて……。仕事に繋がる出会いのきっかけとなれば良いなと思っていました。

Q3:「どうして瀬田かおるに任せてみようと思ったのですか?」

インタビューをしていただいたことで、かおるさんは私の持っているものをすべて引き出してくれました

かおるさんの中で、これを書けば面白い、知りたいというのがまとまっていると感じました。やりとりをする中で、かおるさんが私のどんなことを知りたいと思っているのかが見えてきたんです。

この人になら相談しやすい。そう思えたので、お任せして良かったです


今回の恵理子さんの本は、私が章立てをし、それをもとに恵理子さんが執筆しました。そのうえで恵理子さんの執筆した原稿について、ebookライターの立場からアドバイスをさせていただいて原稿を完成させました。



それに、自分でイチから書くのは絶対にムリどこから手を付けたらいいか分からないですから。

どこまで過去を書いて良いのか、他の人はどんなことが知りたいのか自分では分からないですから。それだけじゃなくて、自分でも分かっていない自分のことを、かおるさんは引き出してくれました

こうやって、第三者としてかおるさんに執筆をサポートしてもらえたのが力強かったです。原稿を読んだかおるさんから、面白かったと言ってもらえるから、この書き方で良かったんだと自信をもって執筆を進められたんです。

執筆は面白い経験でした。
前々からブログを書いていたので、ブログの内容を膨らませて書くことができたからです。

(ブログでアウトプットしていたのなら、ご自身でいちから執筆できたのでは? と質問をすると恵理子さんはこう答えてくれました)

自分だけで執筆するのは、とてもできません。
かおるさんの意見を聞きながら、二人三脚で執筆を進められたからこそ、安心して原稿を仕上げることができたんです。

かおるさんに章立てをしていただいてから執筆を始めたのですが、章立ての素晴らしさに驚きました。これがなかったら、絶対に書けませんでしたね。

Q4:「出版したあと、何か変化はありましたか?」

出会えなかったような人から、私のことを知ってもらうことができました。

その方は、私の本に特典として付けていた読者プレゼントに申込をしてくれた方でした。

それに、出版から1年経とうとしているいまでも、この読者プレゼントの申込があるんです!(ちなみに、読者プレゼントとは1回のみの恵理子さんからの無料セッションです)

さらには、読者プレゼントの無料セッション体験後に有料のオンラインサロンに参加してくれた方も。

出版→無料体験→有料商品の購入に結びついたので、本当にありがたいことです。

書籍を出したことで、自己紹介しやすくなりました。

「Sooノート®術」の著者という肩書きができたし、セミナーの資料には書籍の紹介を載せて、活動内容や活動への私の想いはこの書籍に込めてありますとお伝えすることができ、このことは自信につながりました。


出版がきっかけとなり商標登録も実現させた!

それから、「Sooノート」の商標登録が実現したんです。

商標登録の担当者の方に言われました。
「これはオリジナリティのある言葉だから良いですね」って。

これも、本を出さなければ実現できなかったことです。

Q5:「出版を迷っている人にメッセージをいただけますか?」

ご自分が世の中に広めたいコンテンツをお持ちの人は、ぜひebookライターさんに出会ってみてほしいですね。

「Sooノート術」著者、蓑輪恵理子さん


自分の良さって人に話してみないと分からないんです。
それにこれまで経験した大変な思いだって、自分では大したことないから人に語るまでもないって思いがちです。

だけど、他人からみたら凄い経験してきたんだね。その経験がいまの活動の原点になるんだなって理解してもらえることがあるんですよね。

また、世の中に広めるべき活動をしている人に限って、出版なんて考たことないという人がいらっしゃいます。もったいないです!

そんな人こそ、自分の活動やそれに対する想いを本にまとめ、読んでもらうことで、その情報を待っていた人のお役に立てるかもしれないんです。

そのために、ebookライターの人にお願いすることで、自分でも思っていなかった自分の良さを掘り出してもらえて、より良い本に仕上げることができるんです。

(発信ならSNSでもできますが、あえて本にする意味は何かと問うと)

自分の本を出すと権威性が出ますよね。それに信頼もしていただけます。

安易な気持ちで活動しているのではないというのが証明できるからです。

それに、世の中に自分の本が出るとなると、自分への覚悟が違ってきます。真剣に向き合うことになるんです。

かおるさんにインタビューしてもらった時、忘れていたことも思い出すことができました。幼少期のことなのですが、そのことは私の活動の原点だったことに気づけて……。あぁ。やっぱり自分の原点はそれだったんだって。

これまで生きてきた中で、ムダかもと思った経験だって今に活きていたんです。かおるさんにインタビューしてもらったことは、人生の棚卸しをした感覚です

本を出版したことで、私の言いたいことをカタチにしてもらえたと思えました。

出版は奥が深いです。

自分の経験は全て価値があって、それがあったから今の自分があり、世の中に広めたい今の活動がある。本というカタチにする作業は、自分を見つめ直すきっかけにもなります。

それに、誰の人生にも大なり小なりドラマがあるんですよね。私なんて平凡で普通の人生だって思っても、立派なドラマなんです。

Q6:「恵理子さんの今後の展望をお聞かせ下さい」

本を出版したことで、「Sooノート®」と一緒に生きていく覚悟はできました。

Sooノート®術のセッションやセミナーを通して、無理せずありのままの自分で生きていけば良いのだということを伝えていきたいです。

生徒さんの持っているマイナスの思考を一旦、ゼロに戻すのが私のSooノート®術でのカウンセリングです。その生徒さんの背中を押す立場になっていきたいと考えています。

キーワードは「一緒に」です。生徒さんと一緒に階段を上っていきたい。そんな想いを込め、カウンセリングをして寄り添っていきたい。そう考えています。

Q7:「じつは次回作について考えてらっしゃるんですよね?」

そうなんです。なんとなくですけど考えていますね。かおるさんに相談の上決めたいと思っています。

1冊目はノート術について書いたから、つぎは行動に移せるような内容のことを書きたいなって。まだボンヤリした感じですが……。

夢は書いただけじゃ叶いません。行動しなければ。
それについて書いてみたいです。行動に移したくなる内容を。

自分を変えたいけど、ノートに書き出してみても何も変わらなかった。そんな人に対して私が何かをお伝えできればと思っています。

インタビューを終えて

ebookライターとして活動していきたい。その決意をした直後、お話しをいただき出版に至ったのが、恵理子さんの1冊目「Sooノート術」でした。

ご活躍ぶりは拝見しても、出版した本がどのように影響を与えているのか、気になっていたところでした。

今回、著者である恵理子さんから直接お話を聞くことができ、改めてebookライターのやりがいを感じることができました。

・「(執筆のためのインタビューによって)自分では思ってもいなかったことを引き出してくれた」
・「章立てが素晴らしかった」
・「出版したことで自分の活動に覚悟ができた」

インタビューでの恵理子さんの言葉

これらの恵理子さんの言葉は、とても励みになり携わることができて良かったなぁと、ebookライター活動にやりがいを持つことができました。

この記事をお読みになり、「私も本を出してみたい」と思われた方は、瀬田かおるのTwitterDM にご連絡いただけますと幸いです!


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