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函館弾丸紀行で昭和に触れる
出張で函館に行ってきました。昼に羽田を発って函館空港に向かい、15時30分から函館市中心部で取材、そして最終の飛行機で羽田に帰るという強行軍です。
この仕事をしていると、ハードな日帰り出張はしばしばあります。昨年は福岡県柳川市で15時から取材ということもありました。柳川まで福岡空港から2時間近くかかるので、取材を終えると急いで空港に戻り、帰宅したのは午前1時くらいでした。
好きでやっているし、旅慣れていて体力にも自信はあるのですが、せっかくの機会なのでとんぼ返りは避けたいのが正直なところです。今の日本はちょっと便利過ぎて困ります。
さて、今日は取材を終えたところで1時間半ほど時間がありました。もう夕方ですが、少しくらいは函館を楽しみたいところです。そして、近場で何かないかと駅前で地図を見て、発見したのが摩周丸でした。
摩周丸はかつて青函連絡船で活躍した船舶で、廃止から35年が経過した今も函館駅のすぐ近くで保存されています。実は3年半ほど前にも家族旅行で函館に行ったのですが、このときは子どもたちの関心を優先したので見学できませんでした。今回は1人なので、時間さえあれば思うがままに行動できます。
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3連休の翌日ということもあってか、見学客は私だけでした。内部は操舵室など運航のための設備が一部残されているほか、展示が充実していて青函連絡船について詳しく学ぶことができました。甲板からの眺望も素晴らしく、幸いなことに少し前まで雲がかかっていた函館山もはっきりと見ることができました。
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見学を終えた後は近くの店で海鮮丼をいただき、それからバスで空港へ移動。空港での待ち時間にはラーメンを一杯。日帰りで北海道や九州に行くと、夕食は2人前が基本になります。少しでも現地のものを楽しみたいという気持ちの現れなのは言うまでもありませんが、体と財布によろしくないのは間違いありません。
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