もうすぐ中学生

家に帰ると、中学1年生向けの通信講座のダイレクトメールが2通届いていました。長女が4月から中学生になるので、そのタイミングを狙ったものです。いよいよか、と思いました。

もっとも、現時点ではこれらの講座を申し込むつもりはありません。本人に意欲がないなら無理強いしても仕方がないし、彼女なら中学校の定期テストくらいは普通にこなしてくれると信じているからです。

ちなみに、中学時代の私は塾も通信講座もなしでやっていました。両親がそういう方針だったからで、それが当たり前だと思っていました。それでも5教科の成績は上位1桁に入っていて（地方の公立中学校での話ですが）、困ることはありませんでした。

むしろ困ったのは内申点が低かったことです。特に保健体育は5段階評価の3なら御の字という状況で、かなり足を引っ張ったようです。それもあって、同じくらいの成績の友人のほとんどが県立のトップ校に進んだのに対し、私はそこを回避してやや難易度の落ちる高校を選びました。

ただ、この選択が正しかったかどうかはわかりません。勉強以外に取り柄がなく難関大学を目指すことはほぼ確定していたので、塾などで補強してトップ校を狙う手も有力だったと思います。

その点、長女はどの教科も人並み以上にできますし、コミュニケーションも不安はありません。大学に進学する可能性は高いでしょうが、必須とは思いません。彼女が望む生き方ができれば良いのです。

ゆえに、彼女は部活動に力を入れる方が良いような気がしています。しっかり者の彼女ですが、あえて言うなら主体性がもう少し欲しいかなと思うのです。これといってやりたい部活があるわけではないようで、おそらく仲の良い友達と合わせることになるでしょうが、その中でも向上心を持って取り組み、何かに打ち込むことの楽しさを感じてほしいものです。